イタリアのおばちゃんとオット´s 日記

イタリアのおばちゃんが語る、ローマでの平々凡々な人生&オットの腎移植体験記と透析生活回想録

バレンタインデーの予行演習で

2009-02-01 22:48:30 | 食べること
贅沢デーだった
下準備は一昨日の晩から始まる。。。
イタリアのおばちゃんのはらづもりとしては、その日の夕飯はシリアルスープオンリーの予定だったが、オットが6時頃から“今日の晩ごはん、な~に”を始めた
通常、この発言で始まると“ピザが食べたい”の代弁と決まってる
そして、食い気に関してはめっきり意志が弱くなってしまったイタリアのおばちゃんはついついオットの美味しい誘惑に負けてしまう
・・・というわけで、注文の電話をしておいて10分後に取りにいそいそとおでかけするオットは“明日は土曜日でBarの朝食の日だから、遅く行っても大丈夫なようにお気に入りのリボン型クロワッサンのお取りおきをお願いしといで”とついでの用事までイタリアのおばちゃんに言いつけられても文句ひとつ言わず従う
だって、最近朝がなかなか起きられなくて(←多分にオットのせいではあるが)我々が朝食に行く頃にはそのリボン型クロワッサンがないんだもん
これで、昨日の朝は「もう少し寝てたいけどリボン型クロワッサン食べたいし・・・」という葛藤もなく寝てられた
残った午前中は、それぞれ自分の予定をこなし(それでもやっぱりウンの悪いオットは無駄足となりしかも寒い中歩いたら心臓がバクバクして帰って来てしばらくソファで横になる羽目になったが
12時30分に予約がとってあった近くのクリニックに(オットが)レントゲンを撮りに行くのに揃っておでかけ
珍しく、12時37分には終了
お昼ごはん代わりにヴィットリオ広場近くに肉まんを売る中国人の食材屋さんがあるという情報を得たので早速トライ
オットは、“大丈夫かなぁ死なないよねぇ”と最初渋ってたが、
一口食べて
“うめぇぇぇ日本の肉まんと同じ位うめぇぇぇ
と二口目からはがぶついてた
腹ごしらえが済んで次はヴィテルボへ向かって出発
昨日は無料の野原の温泉ではなく、有料のTerme dei Papi温泉に直接向かい、しかも温泉プールと洞窟サウナもしようと決めていた
最初洞窟サウナの予備室で5分待つ→本物に10分位入る→1回休憩した後→もう一度5分位入って→出る前に予備室で5分くらい冷まし→出る、
その後簡易ベッドでシーツとビニールシートみたいなのでミイラみたいに包まれ20分以上かけて汗を充分に搾り出す
Barで水分補給し、次は温泉プールで更に汗だらだら
リラックスルームで仮眠休憩 “肉まんもうひとつ買って持ってくればよかったねぇ。。。”は、オットの発言
最後にシャワーでさっぱり
そして晩ごはんは、ヴィテルボのお魚専門コックルーカのお店で本日の定食コース『ヒラメ三昧』
アンティパストは、
サーモンと
ペーシェセッラ(←)と
リッチョーラ(←カンパチ)のマリネ
プリモは、
ポルチーニ茸とヒラメのタリアテッレパスタ
セコンドは、
勿論ヒラメとポテトのオーブン焼き
イタリアのおばちゃんはお頭付で盛り付けしてもらいきれいに平らげびっくりされた
デザートは、
奥さんの自家製ティラミスとイタリアのおばちゃんのリクエストに特別その場で作ってくれたグラッパ入りレモンシャーベット
これでも、最初にルーカに《最後まで全部美味しく食べたいから》と頼んで量を少な目にしてもらった
お支払い お友達料金で、お飲み物とデザートは払わせてもらえないから〆て2人で50ユーロポッキリ