オットの

伯母んちでクスクスをご馳走になってきた
時々、この伯母から“プロントォ”って電話があるたびに、今でも“あれぇぇぇノンナまだ生きてたんだっけぇぇぇ”・・・と、一瞬止まってしまうくらい声が同じ

正直いうと、クスクスの腕前は妹のノンナの方が一マイも二マイも上手だったけど・・・
でも、おいしかった

そうこう

しているうちに、購入物件が決定した
場所は、地下鉄Ａ線のCORNELIA駅から約300m
地上階で屋内敷地が１０７㎡、屋外敷地部分が４０㎡
４０年借家だったらしく、お化け屋敷よりも荒んだ状態
でも、その方がイチから全部自分達の思うようにやり直せるから高得点
周りは、地下鉄に近いだけじゃぁなく、１２本もの路線バスの発着広場もあり、お店とかの種類や数もここといい勝負なほどそろってる
オットの透析クリニックにも多分少し近くなったし
ムスコが上京してくるのにもずいぶん便利

３回見学をして、一昨日400000ユーロのオファーを持って行ったら、昨日ＯＫで返ってきた
仮契約時（１２月初め）に100000ユーロ、途中で２次金としてもう100000ユーロ支払う代わりに１月中旬から工事を始めさせてもらうのにもＯＫで、最終契約はこのお家の売買契約（４月２９日期限）が終了次第

気を抜く

には、やっぱり早かった・・・
聖人の日でイタリアの世の中は連休祝日だった昨日も、オットにとっては普通の月曜日・・・で、透析に行った
今朝は、火曜日・・・で、透析じゃぁない日
６時に目が覚めて横を見ると・・・オットがいない
でも、夜中に寝付けず居間でテレビを観てるのはしょっちゅうのことだから、今朝もそうなんか。。。と思ってそのまま
予想に反してオットはその後すぐバスルームから出てきた
そして・・・服を着替えてる
“どこ行くの”
“透析用のカテーテルの様子が変だから、ちょっとクリニックに行ってくる”
“ついてってあげよっか”
“大丈夫、運転できるから。。。”“オシッコして・・・っと”

すると、トイレから


透析用のカテーテルが抜けてしまった


で、今日も朝からクリニックへ、、、イタリアのおばちゃんタクシーで
看護士の出勤時間と同じくらいにクリニックに到着
予想はしていたが、抜けてしまったものは看護士ではどうしようもできない。。。
シャント作製のトニー先生にしか解決はできない
普段、トニー先生は重役出勤で、朝は１０時にならないと・・・出勤してこない。
でも、オットの緊急事態ということで、呼び出ししてもらい、８時半に病院で診察してもらえることになった
先日作ってもらったシャントはまだ抜糸こそしていないが、順調に発達しており、頑張ればそこから穿刺してできないこともなさそう・・・だったんだが、オットはもともと怖がりな性格が今回の事件で怖がりに１００倍も１０００倍も拍車をかけてるもんだから、まだ抜糸もしてない作成後たった５日しか経ってないシャントを使うことは絶対嫌と頑なに、、、
以前は死ぬほど嫌だったカテーテルを入れ直してもらうことを希望した
手術はたった１５分ほどの手術だったが、オットにとって今日もまたまたとっても長い一日だった