品格・・・

昨日の夕刊に　先日真打に昇進した日向ひまわり師匠が
大きく出ていました。



あまりにもキュートで　『師匠！』というより『ひまわりさん』
と呼びたい感じです。
容姿も性格も良いし　芸にも熱心で　その上『品格』があるので　
お若いながら尊敬しています。


先日も　林家花(はな)さんという女性の紙切り芸人さんが
デビューしたそうですが
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20080910-OYT8T00095.htm

彼女が『品を失わない毒と、女性ならではの華やかさを・・・』
と言っているそうなんです。

確かに　そうですね。。
男性なら難なく出来る噺（艶っぽい）でも　女性が・・となると
難しい気がします。
変に　生々しいというか・・・下品にもなってしまう。。。

私の場合も　普通に高座に上がると　『三味線漫談』という
見られ方をしますが　実際には　曲紹介と唄だけですので
期待はずれ（地味）と思われがちです。

実際に　『三味線漫談』の師匠をはじめ　女性の噺家さんを
良く拝見しますが　自分には難しいな～～と　溜息を
つくばかりです。
『品をそこなわない毒』・・・ん～～ん　(^^;;)

日本橋きみ榮師匠は『俗曲』あるいは『粋曲』という
括りで高座を努めていましたので　漫談的な話は
していませんでしたが　それでもお客様を納得
させる事が出来たのですね！！

なかなかそういうレベルになるのは難しいですが
私も『演奏』そのものをお客さまに楽しんでいただける
ように頑張りま～～す。。