南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

突然の同居人

2006年09月03日 | ミクロネシアの生活
5部構成ラスト

夕食を食べていると突然、乳母車を押した40-50歳のおばさんと小さい子どもが二人。
なにやらお祖父さんと話しています。そして我が家のシャワーを浴びだしました。

なんと「今日、わが家に泊めてほしい」とのこと。
お祖父さんがちょっと「気が変わった人なんだ」と僕に教えてくれました。

わが家の空き部屋は、当然僕の部屋と窓ガラス一枚隔てたDVDルール。
お祖父さんは訪問者に気にすることなく、今DVDを訪問者が寝転がっている横で見ています。
わが家のテレビは接続が悪く今日も映りが悪いので、専門家のひ孫のアイセイアを呼んできました。するとなんと兄弟そろって8時前に寝ています。
「なんで?」と聞くと「明日から学校だから」との答え。
さすが勤勉なアモールファミリー。

今日は窓ガラス一枚隔てた部屋に見ず知らずの人がいますが、淡々と夜が更けていきます。

写真のお祖父さんの横で訪問された方が寝ています。
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お祖父さんとの夕食

2006年09月03日 | ミクロネシアのおじいちゃん
お祖父さんとの話

日曜日の夜は、我が家は静かです。
お祖父さんと僕だけで広い食堂で夕食を取ります。
メニューは、お祖父さんの娘さんが持ってきてくれた豪華ディナー
一つのお皿に、春巻き・チキン・ポテトサラダ・チキンライスなどがそれぞれ二つずつ。

お祖父さんはお皿に盛るときも「これ二つあるかな?」と確認しながら取って食べてくれます。

教会の話になり、「今日の話は人間は自分で良いと思うことはしたらいいけど、悪いことはしていけないし、罰があるということ」「そして罰とは信頼があるから罰があるということ」など今日の教会のことを教えて下さいました。

そして、その話から「働かないと人間はしたいことがなかなかできない、つまりいろいろなチャンスがなくなる」という話に繋がりました。

そしてその為には環境が大切だと言うこと。それにはまず、大人が子どもの手本とならなければならないという意見で二人の考えは一致しました。

学校でも子どもに「草履をそろえなさい」と言っている先生がそろえていなかったり、子どもに「真面目にしなさい」と言っている先生が授業途中に抜け出したりと子どもには言葉ではなく態度で教えることが何よりも大切だと言うことになりました。

なかなか最近、こういう深い話をお祖父さんとする機会がなかったので、二人きりの食事そして日曜日に家で過ごす意味を改めて感じます。

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家族での PHYSICAL EDUCATION

2006年09月03日 | ミクロネシアの小学校
5部構成の3つ目。

僕はもうすぐ小学校で体育の先生をします。
そこで今日は、
家族との「PRE PHYSICAL EDUCATION」をしました。
我が家の庭は、芝生で転んでも平気。
今日は教会の後にたくさんお祖父さんのひ孫さん(小学1-7年くらい)がいたので。

芝生の上でとんぼ返りや前回り・後ろ回り・逆立ちなどして遊びました。
手をつくのが苦手みたいでしたが、これはけっこうできるかも知れないと思いました。

競技をする中で、集団で物事をすすめる他にも、結構いろいろな運動が出来るかも知れないと。
こう書くと仕事熱心なように思いますが、何気ない生活と仕事(教育)が結びついていること。また結びつけられるような柔軟な考えを持つこと。

日本では休日にボランティアはしていたものの、このような子どもとの触れ合いはなかったのですが、こちらに来て、休みの日にもいろいろな子どもと遊べるようになって、良い機会をもらっています。(他の仲間曰く、それは幼稚園の先生で子ども好きだからで、教師を仕事にしている隊員は休みの日は子どもと遊びたくないそうですが)

このように仕事と生活が結びつく大切さを感じたのは、日本で先生をしていた時に、子どもさんがいらっしゃる先輩の先生が子どもの保育所や学校に行くたびにそのことをうまく幼稚園の教育に生かしておられたのを憧れていたからです。
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初の天日干し

2006年09月03日 | ミクロネシアの生活
5部構成の2つめの話

今日は昼からサカオでした。お祖父さんの家族で大人限定でした。
部屋の鍵を置いてきたまま閉めたので、お祖父さんに借りようと思うと、これは今は話しかけてはいけない雰囲気でしたので、食堂と隣の部屋を掃いて、ワックスがけして待つことにしました。

ついでに自分の廊下も部屋もきれいにしました。
本当にこちらに来て、こんなにきれい好きな自分になっていることに驚きます。
というか、お祖父さんや家族の人がきれいにすることを大切にされているので、少しでもその気持ちに近づき、その生活を自分でもしなくてはと、家族として思っているので。

そしてこの間から何故か小さな蟻が僕の身体を駆け回るなあと思っていると、原因は本でした。
歴史書が好きな僕は大好きな文庫本を何冊か持ってきていたのですが、他にもドミトリーにある代々の先輩が置いて行かれた中から興味がある歴史書を借りていました。
案の定その中に蟻が・・・・

早速、天日干し作戦開始。
子ども達も興味を持ってみていました。
そして「もうベッドに本を置かない」と心に決めました。

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教会の魅力

2006年09月03日 | ミクロネシアの生活
今日はブログは5部構成。

今日は、教会にスペシャルゲスト。
事務所のスタッフの方が今ポンペイ語の勉強いや魅力にはまっておられて、是非生のポンペイ語に触れたいと僕の教会に来られました。

私も一度アンツという島に出かけた為に行くことが出来なかった時以外は、必ず行っています。カソリックの学校に通っていたことがあったので、お祈りすることや教会に行くことにはきっと普通の日本人より抵抗が無いと思います。

こちらに来てからは、朝昼晩1日3回食事前にはお祈りしてから食べていますので・・・・

スタッフの方の感想は、かなりよかったみたいです。
まずポンペイ語の発音のきれいさはもちろん。教会の雰囲気。

屋根はトタン屋根でちょっと雰囲気が十分とは言い難いですが、伴奏のない声だけの聖歌、
しっとりとして助祭さんのポンペイ語。

スタッフの方と後で話していて、共感したのは、教会の言葉はわからないけど、聖なる雰囲気の中で、自分を見つめたり、今まで結びつかなかった事柄と考えが結びついたりと、自分の一週間を振り返ったりといろいろな思いがもてる場と時間であると言うことでした。

教会の後、食堂にスタッフの人によってもらうと、お孫さんがカリカリベーコンとパンとバナナを出してくれました。本当に僕の急なお客さんにも快く、また最大限のおもてなしをしてくれる家族には感謝です。
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部屋改造計画&仲間のBirthday

2006年09月03日 | 僕のミクロネシア
9月2日土曜日は、部屋の改造計画です。もちろんホームステイの自分の部屋の。

ポンペイは、世界屈指の湿気の多い島。
パソコンやデジカメは、2年いる間に大体故障するそうです。

「今まで壊れるものなら壊れろ」って感じでしたが、やはり対策を立てることにしました。

多くの人がしている方法は、ジプロックやタッパなど密閉式のものに機材を入れ、その中に乾燥剤をいれることです。
「長いものには巻かれろ」ではないですが、ポンペイでの活動中はつぶれないで欲しいので、面倒がりの僕には、そんな細やかなことは難しいので、思い切って引き出しを買うことに決定。

朝にオフィイスサプライという事務用品・机などが、売っているお店に行きました。
そして木製の2段の引き出しを購入。スタッフが二人来て、車で運んでくれました。

大きなものを買うのは、家族はもちろん、周りの人も見ているので、気が引けるのですが、
(ポンペイで日本人の行動は注目?の的ですし、目立ちます。なので秘密裏にことをすすめるのは、何事においても難しいです。まあ隠すことではないのですが)

僕は、できるだけ2年ホームステイをしたいですし、週末はもちろん、仕事の後は家で過ごしたいので、自分の部屋はできるだけ快適にしたいと思っています。
われわれは質素にという心構えも大切にしないといけないのですが。
(我々は最初3ヶ月は出来るだけホームステイをしてくださいと言われています。その後は一人暮らしをするかしないは基本的には自由です。もちろん3ヶ月経たない間にいろいろ事情があってホームステイを辞めて一人暮らしをする場合もあります)

ホームステイの部屋には、初めから木の棚がありました。とても重宝しているのですが、
ポンペイでは先ほども言ったみたいに湿気が多いので蟻が住み着きます。
そして、木の棚の服がいつも多量の蟻が糞をして僕の服を汚してくれていました。

2-3日に1回、ホウキを使って掃くのですが、またすぐに黒い粉がいっぱいになります。

これはちょっときついと思い、服をハンガーのままでつるせるものも用意しました。
そうすれば、洗濯が乾いた後にそのままかけられるので一石二鳥です。
なんせ洗濯する服は大量です。3日ためると一回の洗濯機では回せません。
1日でアロハ1枚・Tシャツ3枚・タオル・下着など。
それに一週間に一回はタオルケット・枕カバー・シーツも洗っているので。

そういうことで大幅な部屋の模様替え。結局4時間ほどかかって終了。

お昼ごはんはとってもおいしいシチュー。
明らかに味が違うので「これ誰が作ったの?」と聞くとお孫さんのお嫁さんが「私の主人よ」と。お孫さんは、ビレッジというこの島一番ホテルのコックさんです。

夕方からは、急に隊員の誕生日が今日あることが発覚。
お祝い好きの僕としては行かないわけには。

しかし、おじいさんに何も話していないし、今日は朝に一度コロニアにいっているので2度目になるので、おじいさんにはいいにくいです。

おじいさんが何故か4時ごろ食卓でご飯を食べ始めていて、「早く今日は食べるよ」とお刺身食べておられました。そこでコロニアに行く話しを切り出すと少し含み笑いをしておられました。

「食事もいらないんだな」といわれたので、「少しいただいてからいきます」と話すと少し気分が和らぎました。

隊員の誕生日はケーキを持って行くとダブルかな?と思いましたが、誰も用意してなかったので、よかったです。サプライズでケーキを出して、ウクレレで「HAPY BIRTHDAY」。

やはりウクレレの機動力はさすがです。

今日はドミに泊まって、明日一番に帰ります。教会が始まるまでに帰るとお祖父さんに約束していますので。
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