南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

南の島のタクシー事情

2007年10月05日 | ミクロネシアの生活
私たちの交通手段の決まりは、自分で車やバイクを運転しない。自転車は夜に乗らない。
そしてこの島には一般人が乗るバスが存在しない。(スクールバスのみ)

じゃあ村に住む僕らはどうして町に行けばいいのか?それはタクシー。それも乗り合いタクシー。

主流なのは、道で手を挙げるのではなく、電話をして自分の居場所と行き先を告げる無線タクシーの呼び出し。
「カタロト・エーウ・タクシー」(タクシー一台送ってください)と言えば大丈夫。
電話をすると電話を受けたベースが無線でタクシーに知らせ、タクシーが居場所まで迎えに来てくれます。

乗り合いのなので、早くタクシーがきてラッキーと思ってはいけません。
じぶんが一人目のお客さんだったら、他のお客さんが集まるまで町や村をうろうろすることもあります。もちろん、お客さんが僕だけでも村から町まで10キロ以上ある道のりを2ドルで行ってくれることもあります。近年のガソリン高騰で、これで儲かるのかな?って思いますが。

もちろんすぐにはタクシーが来るとは限りません。早ければ10分―20分。普通は30分。なかなかこなくて1-2時間待ち、今日は調子悪いなあは、3-4時間待ち、今日はだめかもが6時間待ちって感じです。

夜に町から村に帰るときは、満車して帰るので、運転手さんを入れて5人乗り。
後ろに三人乗り窮屈ですが、助手席は一人だけなのでゆったり。

今日は途中で助手席に座っていたおばさんが、あなたが前に来て座りなさいって席を交代してくれましたが、どう考えても、僕が後ろに座ったほうがゆっくり3人座れるんですが・・・って体格のおばさんだったのですが、これもこの島の人の優しさなのでしょう。

5人乗りですが、夜最終の時間のタクシーなどになると運転手さんを入れて6人になることも。そうするとどうするか?

誰か一人がトランクに乗ってしまいます。
僕も2-3度、トランクに乗って帰ったことがあります。
まあ乗り心地がいいとはいえないけど、思ったほど大変ではないかも。

ふくよかな島の女性に挟まれて後部座席に乗るより、そのほうがよかったりして・・・

村に住む隊員にとって、タクシーは自分の足、ドライバーは友達。

なれた運転手さんだったら、行き先言わなくても村の家に着くと止まってくれます。

日本では、車もバイクも運転していたから、タクシーに乗る機会もなければ、贅沢って感じでしたが、今はタクシーが僕の交通手段の生命線です。

車が10年以上経っている中古車なので、スプリングも思い切り弾むし、ウクレレ弾いてもOKだし、日本語教えたり、会話も弾みます。
コメント
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