石川県穴水町の特産「能登ワイン」 断水解消で約2か月ぶりにびん詰め作業再開 能登ワイン社長「正直、感無量」|TBS NEWS DIG
能登半島地震による断水の影響で、製造がストップしていた奥能登産ワインの出荷に向けた作業が、きょうから石川県穴水町で再開しました。 穴水町特産の能登ワインは元日の地震で、タンクから赤ワインおよそ1万5000リットルが流れ出る被害を受けた上に、断水が長引き、びんを洗浄する作業ができない状況が続いていました。 3日前にようやく水道が復旧し、ボイラーの修理も終え、およそ2か月ぶりに出荷に向けた作業が再開されました。 能登ワイン 村山隆 社長 「正直、感無量。能登でブドウの木を育てて、地産地消でできたワインを全国の皆さんに改めて知ってもらって、飲んでいただければ」 年間の出荷本数は例年より1割少ない9万本ほどになりそうですが、全国から暖かい励ましの声も届いているということです。 地域産業の復旧、復興へ、村山社長は前を向いて一歩一歩取り組んでいきたいと意欲を見せます。 ▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/ ▼チャンネル登録をお願いします! / @tbsnewsdig ▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」 https://www.tbs.co.jp/news_sp/tbs-ins... ▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」 https://www.tbs.co.jp/news_sp/toukou.... #ニュース #news #TBS #newsdig
【能登半島地震】沈んだ船を引き揚げる復旧作業始まる 石川・珠洲市の漁港
能登半島地震と津波の影響で利用できなくなっている石川県珠洲市の漁港で、27日から、沈んだ船を引き揚げる復旧作業が始まりました。 この動画の記事を読む> https://news.ntv.co.jp/category/socie... 石川県珠洲市の中心部に近い飯田港では、元日の地震と津波の影響で、漁船が転覆したり、漁で使う網などが海の中に散乱したりしていて、漁に出ることができないだけでなく、緊急物資などを積んだ船を迎えることができない状況が続いています。 そのため国土交通省は、船の通り道を確保するため、27日から沈んだ船などの引き揚げ作業を始めました。 地元の漁師 「(地震直後は)ひどかった。港さえ開けてしまえばかなり気は楽になる。先になるかもしれないが、再建したいなと思う」 飯田港には、現在、転覆した船およそ15隻が沈んでいる状態で国交省はこれらを撤去することで港の岸壁の深さを確保し、早急に船が航行できるようにしたいとしています。 引き揚げ作業は3月末までには終わる予定で、被災者が元の生活を取り戻すための第一歩となることが期待されています。 (2024年2月28日放送) 📌チャンネル登録はこちら / @ntv_news ◇日本テレビ報道局のSNS X https://x.com/news24ntv TikTok / ntv.news Facebook / ntvnews24 Instagram / ntv_news24 ◇【最新ニュースLIVE配信中】日テレNEWS NNN HP https://news.ntv.co.jp #地震 #石川県 #漁港 #日テレ #ニュース
地震で海底隆起 「輪島の海女漁」再開めど立たず(2024年2月28日)
能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市では、夏にシーズンを迎える海女漁の再開を心配する声が上がっています。 市によりますと、輪島市には約170人の海女がいて、60歳以上が半数を占めています。 今回の地震では海底が隆起したことで港の操業再開のめどが立っていないほか、地震で約3分の2の海女が市外に避難していて、夏にシーズンを迎える海女漁への影響が心配されています。 海女 山岸美咲さん 「これで生活していかなくちゃならない、できるだけ早く復興・復旧してほしい。1年ずつ楽しみにしてたのが先が見えない、年行った海女さんたちは生きがいがなくなる」 素潜りでサザエやアワビを取る「輪島の海女漁の技術」は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
「何もなかった…」能登半島地震で全てを失った漁師 再び海へ 富山県の名産「ベニズワイガニ」復活へ|TBS NEWS DIG
シリーズ「現場から、」能登半島地震です。富山県の名産として知られるベニズワイガニ。そのカニを獲る漁師たちは、地震で大きな被害を受けました。全て失った漁師が再び海に向かうまでを追いました。 新湊漁港 カニ漁師 塩谷久雄さん 「操業場所を見に行ってきたが何もなかった」 先月1日の地震で被害を受けた富山県射水市のカニ漁師・塩谷久雄さん。カニを捕獲するため海に沈めていた籠が地震の影響で全て流されました。 富山県の名産「高志の紅ガニ」として知られるベニズワイガニ。富山のカニ籠漁は、餌を入れた円錐形の籠を水深800~1000メートルの海底に連ねて沈め、カニを誘い込んで漁をします。 しかし、このカニ籠が今回の地震で発生した富山湾内での海底地すべりで土砂に埋まってしまったとみられています。 1月はカニ漁の最盛期ですが、塩谷さんらカニ漁師は海に出られない日が続きました。カニ漁に携わって45年。こんなに長期間休んだのは初めてだといいます。 漁の解禁後、毎年市内の小学生たちに一人1杯のカニが振る舞われるカニ給食。地元の誰もが漁の再開を待ち望んでいました。 先月29日。 「メインのロープに結んである。結んであるところきたら、こうやって海の中放り投げる」 ようやく漁ができるだけのカニ籠がそろいました。 「じゃあ、いこうか」 およそ40日ぶりに操業を再開しました。 籠を沈めてから13日後。ことし初めて、かごを引き揚げます。 「船長、船長、カニ入っています。カニ入っています」 「何杯?何杯?」 「5、6杯」 カニが入っていました。 「やった、入っとった」 あまり大きくはありませんが、この日は例年と変わらない数のベニズワイガニが獲れました。 午前9時ごろ、漁船が港に戻ってきました。 新湊漁港 カニ漁師 塩谷久雄さん 「久しぶりに漁に出てね、天候も良かったし、気持ちよかったです。カニも入っとったし、みなさんのおかげです」 学校給食でカニをごちそうになった地元の小学生たちが漁師のもとにやってきました。 地元の小学生 「学校でみんなとカニを食べられて、とても嬉しかったです」 「これからも皆さんを笑顔にしていってください」 漁師 「はい、頑張ります」 漁師たちを励ますために訪れたのです。 新湊漁港 カニ漁師 塩谷久雄さん 「カニを待っとる子どもたちとかね、そういう方々おられたら、頑張って漁していきたいと思っています。泣けてくるね」 ▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/ ▼チャンネル登録をお願いします! / @tbsnewsdig ▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」 https://www.tbs.co.jp/news_sp/tbs-ins... ▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」 https://www.tbs.co.jp/news_sp/toukou.... #ニュース #news #TBS #newsdig
能登半島地震 断水続き…伝統の「いしり」造りに被害甚大(2024年2月28日)
能登半島地震の影響で断水が続く地域も多く、奥能登に伝わる魚醤(ぎょしょう)「いしり」造りにも甚大な被害をもたらしています。 「カネイシ」 新谷伸一社長 「ものづくりに関しては水は欠かせない。ものづくりができない状況が続いている」 奥能登に伝わる「いしり」は、イワシやイカなどを1年間漬け込み発酵させたもので、去年、製造法が国の無形民俗文化財に登録されたばかりでした。 能登町の「カネイシ」では、漬け込んだ「いしり」を出荷する際に必要な水が途絶えたままです。 この春の出荷には仮設のポンプを使う考えですが、わずかな量しかできず、当面は被災を免れた在庫を少しずつ出荷して完全復旧を待つということです。 製造業者の団体はSNSなどで復旧に向け支援を訴えています。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp