能登半島地震 能登町で罹災証明の発行進まず(2024年2月21日)
能登半島地震で被害を受けた石川県能登町では、罹災(りさい)証明の発行件数が申請された数の約3分の1ほどにとどまっています。 罹災証明は建物の公費での解体などに必要で、津波の浸水の程度や家の傾きなどを調べる被害認定調査が終わると発行されます。 能登町では19日時点で、6000件以上の申請に対して発行された数は2315件にとどまっています。 能登町役場・税務課 修田明延主事 「罹災証明書は生活再建の支援の一歩目。お待たせしているのは大変心苦しい」 認定調査を行う町の職員は12人ですが、他県からの応援などで3倍程度まで増えていて、町は罹災証明発行のための屋外調査を今月中に終わらせたいとしています。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
【能登半島地震その後】UX記者が見た現在の被災地 インフラは徐々に整いつつあるが...本格的な復旧への壁も【新潟】スーパーJにいがた2月21日OA
大きな被害を受けた珠洲市、輪島市、七尾市、能登町、この4つの自治体をUX記者が取材しました。インフラが徐々に整いつつある一方で、本格的な復旧への壁も見えました。 1月1日、能登半島地震で震度6強を観測した珠洲市。発生から1カ月半が過ぎても倒壊した建物は、ほとんど手つかずの状態で残されていました。109人が亡くなり、その多くは倒壊した建物の下敷きになりました。今も多くの住宅で停電や断水が続き約1200人が避難生活を強いられています。珠洲市で目立ったのは、津波の被害です。 ■池川記者 「春日野地区には津波の痕跡が至る所に残されています。あちらには川の中に津波で流された車が残されています。」 海岸沿いの春日野地区は、早い所で地震から1分後に津波が到達し、高さは最大3mに達したとみられています。自宅が津波の被害を受けた、江畑秀國さんです。 ■池川記者「これはもう床上まで水が来た?」 ■江畑秀國さん「そうです」 津波によって運ばれた土砂が、そのまま残されていました。家族3人で暮らしていた江畑さん。電気も使えず、避難所で生活しています。自宅は取り壊すことを決めているそうです。 ■江畑秀國さん 「うちの親父が新築したので先祖に申し訳ないが仕方ないでしょう。先祖も許してくれると思う。」 生活を前に進めるため、復旧が進むものもありました。 ■池川記者 「珠洲市民の足となっているすずバスが2月21日から運行を再開します。まもなく始発のバス停をスタートします。」 「すずバス」は地震のあと、全ての路線で運行を取りやめていましたが、6つの路線が再開しました。コミュニティバスは、高校生や高齢者の足となっています。 ■利用者 「いつも通りの感じに戻って少し安心している。」 「学校の行き帰りの手段が一つ増えたことで、自分たちの学びの場が少しでも確保されたのがうれしい。」 こちらの女性は、地震で亡くなった家族の死亡届を市役所に出すため、バスに乗りました。 ■地震で夫を亡くした女性 「タクシーも乗らないといけない。夫が地震で死んだので。私も弱っている。これからどうすればいいか。」 震度7の揺れで、ビルが横倒しになった輪島市です。 ■池川記者 「輪島市の中心部に来ています。このように崩れた家の下にはぺしゃんんこになった車がそのまま残されています。発生から1カ月以上たちましたが、手つかずになっている状態です。」 大規模な火災が発生し、200棟余りが燃えた朝市通りです。道路は確保されていましたが、焼けた建物は、そのままの状態で残されていました。輪島市では105人が亡くなり、全壊した住宅は2700棟余りにのぼります。 震度6強を観測した七尾市。住宅への被害は1万3000棟を超えています。 ■池川記者 「一本杉通りです。路面には亀裂が至る所にあります。」 震度6弱を観測した能登町は、医療機関の復旧が進んでいません。柳田温泉病院は高齢者の医療と介護を支えてきましたが、能登半島地震で病棟の多くが被害を受け休診となり、再開のめどは立っていません。 ■柳田温泉病院 野村清一事務長 「裏の浄化槽への配管が通っている地盤が完全に沈下していて、2~3mほど崩れていて配管はすべて寸断された状態。」 閉院も検討されましたが、住民から強い要望がありクラウドファンディングで再建を目指すことになりました。目標額の5000万円に対し2000万円ほどが集まっています。再開に向けて大きな課題があります。地震のあと職員の3割に当たる約40人が離職したか、離職の意思を示しています。 ■柳田温泉病院 野村清一事務長 「(離職者は)家が崩壊したり家族が仕事を失ったりして、地元で生活するのが難しいという判断をした。」 柳田温泉病院は、出勤できない職員を特別休業措置にするなど対応を取りながら、できるだけ早い再開を目指します。 ■池川記者 地震発生から1か月半が経ちましてバスや道路、鉄道など交通インフラは徐々に復旧しつつありますが、倒壊家屋のがれきの撤去や被災した病院の復旧などほとんど進んでいないものも数多くあることに衝撃を受けました。その中で私が取材した被災した方々からは「明るく頑張っていくしかない」という声が聞かれ前向きに生活を送っている印象を受けました。 2024年2月21日放送時点の情報です。 #能登半島地震 #被災地 #現状 #復旧 #UX新潟テレビ21 #新潟
【懸命の捜索続く】いまだに安否不明者 複数民家を飲み込んだ大規模土砂崩れ ドローン撮影 石川・輪島市 1月31日【能登半島地震 被害状況マップ】
2024年1月1日、平和なはずのお正月を襲った能登半島地震は、最大震度7を観測し、石川、富山、新潟の各県に大きな被害を引き起こしました。その時、どこで何が起きたのか。【能登半島地震 被害状況マップ】では、視聴者から寄せられた災害発生の瞬間やANNが撮影した被害状況等を地図上に表示しています(随時更新) #被害状況マップ [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
能登半島地震で被災した穴水町の吉村町長に現状や課題を聞く【石川】 (2024年2月21日)
能登半島地震で大きな被害を受けた県内各自治体のトップに現状や課題について聞いています。3回目の21日は穴水町の吉村町長に伺います。 (21日午後2時現在) 震度6強を観測した穴水町ではこれまでに20人が死亡し257人が重軽傷を負いました。住宅は全壊491棟半壊1416棟、一部損壊2086棟の計3993棟に被害が及んでいます。また、依然として660人が町内の避難所で避難生活を送っていて、断水は約660戸で続いています。 穴水町の吉村町長と中継が繋がっています。吉村町長、よろしくお願いいたします。 穴水町の吉村光輝町長 地震発生からまもなく2カ月ですが町の現状をどのように捉えていますか? 今回の地震でのと鉄道が大きな被害を受けました。奥能登の玄関口として穴水町は何か支援する考えはありますか? 大町など商店街は2007年も大きな被害を受け、ようやく復興したところでの今回の地震。商店街復活へどのような手だてを考えていますか? 通水率が7割を超え、自宅に戻る人が増える中 今後、避難所をどのようにして いくおつもりでしょうか?また、避難所にいる町民からはどんな声が聞かれていますか? 今後復興していく中で 穴水町としての最大の課題は何でしょうか?その為に必要なこと、求めることはなんでしょうか? 最後に、改めて県や町民の皆さんに訴えたいことは何でしょうか? 穴水町の吉村光輝町長に伺いました。ありがとうございました。
【能登半島地震】地震後初 能登島で“定期市” 石川・七尾市
能登半島地震の被災地、石川県七尾市の能登島で毎月行われていた定期市が21日、地震後初めて行われました。中継です。 この動画の記事を読む> https://news.ntv.co.jp/category/socie... ◇ 七尾市の能登島です。この場所も元日の地震で津波に襲われており、流された船がいまだに道路上にあるなど、被害の爪痕が残されたままです。 そんな中、21日、地震後初めて再開されたのが能登島で農産物の加工などを行う女性グループの定期市です。早朝から4人の従業員で地元の野菜を使った総菜などの準備を進め、たくさんの地元客においしい食事とあたたかい笑顔を届けました。 客 「この先どうなるかという時に“ねねさん”がまた再開してうれしい」 客 「素朴な味なんだよ、昔ながらの。それが一番だ」 地震により食品を作る工房が浸水し、電動シャッターも壊れるなどの被害を受け、先月の定期市は中止を余儀なくされましたが、メンバーで土砂をかき出すなど準備を進め21日の再開に繋げました。 農作物加工「ねねの会」・海老恵子代表 「皆さん楽しみにしている人がいますし、いままでの恩返しということでみんなでがんばっています」 能登島では現在も島の大部分で断水が続いていますが、定期市の再開を復興の足がかりにしたいとしています。 震災から50日以上が経過し、日常生活はまだ戻らない中ですが、復興に向けて一歩一歩あゆみは進んでいます。 (2024年2月21日放送「ストレイトニュース」より) 📌チャンネル登録はこちら https://www.youtube.com/channel/UCuTA... ◇日本テレビ報道局のSNS X https://x.com/news24ntv TikTok https://www.tiktok.com/@ntv.news Facebook https://www.facebook.com/ntvnews24 Instagram https://www.instagram.com/ntv_news24/ ◇【最新ニュースLIVE配信中】日テレNEWS NNN HP https://news.ntv.co.jp #地震 #石川県 #能登地方 #日テレ #ストレイトニュース #ニュース
【2月21日 能登半島地震まとめ】天皇皇后両陛下が3月下旬に被災地を訪問へ/輪島市では港が隆起し出漁できず/いまも約2万2510万戸で断水/専門家、海岸線“元に戻る可能性低い”など
2月21日 (水) の午後6時15分からMRO北陸放送が放送した最新の能登半島地震に関するニュースなど、石川県の情報をまとめてお届けします。 ※配信は2月21日 (水) 午後6時15分に放送した内容です #石川 #能登半島地震 #地震 #石川 #北陸 #北陸放送 #MRO北陸放送 #japanearthquake #earthquake #ishikawa
【深刻】輪島塗"復活"の見通しは… 道具を失った職人らの思い 石川 NNNセレクション
能登半島地震で伝統工芸の輪島塗にも深刻な影響が出ています。ほとんどの事業所が営業を休止する中、復活に向けて前を向く職人たちの思いを取材しました。 【2024年1月30日放送「となりのテレ金ちゃん」より】 ★義援金のお知らせ★ テレビ金沢では、「令和6年能登半島地震」の被災地を支援するため、義援金を募集しています。 詳細は以下のホームページよりご確認ください。 https://www.tvkanazawa.co.jp/topics/2... ◇日本テレビ報道局のSNS X https://twitter.com/news24ntv TikTok https://www.tiktok.com/@ntv.news Facebook https://www.facebook.com/ntvnews24 Instagram https://www.instagram.com/ntv_news24/... ◇【最新ニュース配信中】日テレNEWS https://news.ntv.co.jp/ #能登半島地震 #輪島塗 #職人 #文化 #歴史 #工芸 #震災 #災害 #石川 #テレビ金沢 #ニュース #日テレ #ニュース
「被災者を元気づけたい」舘ひろしさんやMISIAさんが 被災地で炊き出し 〈石川・輪島市〉 (2024年2月21日)
能登半島地震から52日目の2月21日、被災地では被災者を元気づけようと炊き出しが行われました。 石川県輪島市の避難所で焼きそばを調理していたのは俳優の舘ひろしさんです。 去年、映画の撮影で訪れた輪島での炊き出しでは、被災したファンと館さんがふれあう光景も見られました。 一方、輪島市町野町の避難所を訪れたのは歌手のMISIAさん。 野菜たっぷりの料理を振る舞いました。 MISIAさんは、今後は被災地での音楽フェス開催も検討しているということです。