“ミシュラン一つ星”フレンチシェフが炊き出し グラタンやローストポークなど用意 石川・珠洲市
能登半島地震の被災地、石川・珠洲市で、ミシュランの1つ星を獲得したこともあるフレンチのシェフが炊き出しを行っている。 避難所となった小学校の家庭科室で彩り豊かな炊き出しのメニューを準備しているのは、ミシュラン1つ星を獲得した経験があり、現在は金沢市でレストランを経営する川本紀男シェフ。 川本さんが訪れた珠洲市の大谷地区は、土砂崩れによる道路の寸断で孤立状態が2週間以上続き、しばらくは外部からの炊き出しも全くなかったという。 エクティル・川本紀男シェフ「これ筑前煮です。野菜が1番多いので、年配の方にも筑前煮ってわかりやすいでしょ」 4日はさつまいものグラタンやローストポークなど、本格的な料理を120人分用意し、避難者と地域の住民にふるまうという。 漁業関係者「底に漁船がついている状態で、現状ここから出せない」 一方、海底がおよそ2メートル隆起した輪島港を坂本哲志農水相が視察し、漁船の被害の調査や修理の支援などを進める考えを示した。 FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/
能登半島地震 珠洲市で災害ボランティア開始(2024年2月4日)
3日、石川県の珠洲市では災害ボランティアの受け入れが始まりました。参加した男性は「能登へ恩返しがしたかった」と思いを語りました。 災害ボランティアに参加 山口泰範さん(44) 「家主さんの気持ちを思うと寂しいですよね」 地元石川県の金沢市から災害ボランティアに参加した山口泰範さん。 被災した住宅で壊れた家具や家電の片付けをして「災害廃棄物」の仮置き場へ運ぶなどの手伝いをしました。 山口さんは能登半島の海の幸や自然が好きで、金沢から何度も旅行で訪れたといいます。 災害ボランティアに参加 山口泰範さん 「おいしい食べ物とかきれいな景色とか色々なものをいただいている。恩返しになるかなと」 珠洲市では今後1週間、毎日10人ほどの災害ボランティアが住宅でのがれきの撤去などを続けます。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
避難所で餅つき「嫌なこと忘れられる」
能登半島地震で集団避難した住民が金沢市の避難所で、ボランティアと一緒に餅つきを楽しみました。 輪島市の南志見地区は地震で道路が寸断され孤立集落となり、住民は先月10日から金沢市内の体育館に集団避難しています。 4日は炊き出しなどを行っているボランティア団体が餅つきを企画しました。南志見地区では毎年、公民館の祭りで餅つきをしていたそうです。 現在この体育館に残っている住民は95人。高齢者が多く、集落の絆も強いことから、多くの住民が地元に建設される仮設住宅への入居を希望しているということです。
石川・輪島市の被災した神社で豆まき、地震からの復興願う|TBS NEWS DIG
節分のきのう、1200年以上の歴史を持つ石川県輪島市の神社では、恒例の「豆まき」が行われ、氏子らが地震からの復興を願い豆をまきました。 石川県輪島市の中心部に位置する重蔵神社も、地震によって大きな被害が出ました。こうした中、今年の「豆まき」は神事を取りやめたり、時間を変更したりして、還暦を迎えた氏子らが地震からの復興を願って豆をまきました。 訪れた人 「うれしかった」 「こんな状態ですけど豆まきしていただいて、みんなに福が行き渡るように」 「鬼は外ですよね。地震が起きないように、災いが起きないように」 重蔵神社 能門亜由子禰宜 「2次避難でお子さんが少ないとお聞きした中で、きょうこれだけ集まっていただいて、ありがたい。きょうは豆まきだけだが、明るい話題と心の癒しになれば」 また、氏子らによる炊き出しも行われ、訪れた人たちは久しぶりの再会などを楽しんでいました。 ▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/ ▼チャンネル登録をお願いします! / @tbsnewsdig ▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」 https://www.tbs.co.jp/news_sp/tbs-ins... ▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」 https://www.tbs.co.jp/news_sp/toukou.... #ニュース #news #TBS #newsdig
震災被害大きい地区で取り残された犬や猫の保護活動(2024年2月4日)
輪島市では被害が大きかった地区に今も多くの犬や猫が取り残されていて、ボランティアによる保護活動が行われています。 輪島市では飼い主が避難したなどの理由で取り残されたペットを救うため、動物レスキューによる保護が行われています。 がれきが残る家に捕獲器を設置したり、目撃情報を集めるなどして、およそ1カ月にわたり地道な活動を続けています。 動物レスキュー「チームうーにゃん」代表 うささん 「もう一度ちゃんと会わせてあげたいという気持ち。諦めない気持ちを応援して協力するのが私たちの役割だと思っている」 こちらの団体は神奈川県に避難している家族などからこれまでに50件近くの依頼を受けていて、そのうち15頭以上の犬や猫を保護しています。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
能登半島地震あすで5週間 災害復旧支援者に温泉 検診・ペット…長引く避難生活を支援【スーパーJチャンネル】(2024年2月4日)
能登半島地震は、5日で発生から5週間となります。長引く避難生活を支える取り組みが行われています。「エコノミークラス症候群」の予防と早期発見のため、医師らが避難所を巡回しました。 ■避難所で餅つき 1カ月遅れの正月気分 被災地につかの間、明るい声が響きます。95人が身を寄せる、金沢市の避難所。火を起こして蒸していたのが、もち米です。元日から避難生活が続き、満足にお正月を迎えていませんでした。1カ月遅れで、お餅にありつくことができました。 ■医師らによる検診も…長引く避難生活を支援 長引く避難生活。医師は警戒を強めています。 恵寿総合病院 診療部長 西澤永晃医師 「やわらかい血栓がありそうですね。あった」 同じ姿勢を続けることで、血の流れが悪くなり「血栓」ができる、「エコノミークラス症候群」。これまでに検査した400人のうち1割で血栓が見つかりました。肺の血管に流れると命に関わります。 恵寿総合病院 診療部長 西澤永晃医師 「1割ぐらい。ちょっと多いなと思います。ふくらはぎをよく動かす。足首を屈伸させる運動がいい」 血栓ができやすいふくらはぎだけでなく、体の全身運動も忘れないこと。十分な水分を取ることが予防につながるそうです。 ■災害復旧支援者に温泉活用 災害復旧にあたる人たちを支える動きも。七尾市の和倉温泉「宝仙閣」です。復旧応援のため、遠方から来た人たちの宿泊を受け入れています。当初、温泉の命ともいえる源泉は出ず、源泉を旅館などに送り込むパイプも壊れていましたが、修繕も進み、およそ1カ月ぶりに温泉が戻ってきました。 東京・八王子から 水道管修理の応援 「すんごく良い湯です、熱めで。今まで入ってなくて、疲れが取れます」 残る課題の一つは、水道の復旧です。シャワーは使用できますが、井戸水を利用しているため、限りがあります。 宝仙閣 帽子山優社長 「水道が復活したら、もっと多くの皆様にお風呂に入って、疲れを癒やしていただきたい」 石川県によると、七尾市での水道の復旧は早くても来月中になるということです。 ■動物レスキューによるペット捜索 夜明け前の輪島市。地道な支援活動も続いています。動物レスキューが探し出すのは、被災地に取り残された家族の一員です。 動物レスキュー 「はなちゃん、おいで」 これまでに15匹以上を保護しました。 災害時ペット捜索・救助チーム うーにゃん うささん 「(飼い主は)皆、会いたくて待っている。家族がそろっているからこそ、前を向いて頑張れると思う。私も役に立てればいいなと」 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
「住んでいるお父さんお母さんはもっと大変」 珠洲市でボランティア活動2日目 (2024年2月4日)
地震や津波で甚大な被害を受けた珠洲市では2日目のボランティア活動が行われました。 今月3日からボランティアの受け入れが始まった珠洲市。 4日も12人のボランティアが津波の被害を受けた住宅で壊れた棚やガラスを片付ける作業を行いました。 三重からボランティアに参加した男性 「ヘドロがあるのと足元が見えない。 自分たちも大変だが住んでいるお父さんお母さんはもっと大変だと思う。」 片付けた際に出た災害廃棄物はトラックに乗せ、数回にわたって市内の仮置き場に運ばれました。 珠洲市では災害廃棄物の仮置き場を3か所に増やすため準備を進めているということです。 ボランティアを依頼した女性 「片付けていると少しずつ前に進めるような気がしてありがたいです。」 珠洲市は環境が整い次第、ボランティアの受け入れ人数を増やしたいとしています。
避難生活長期化でエコノミークラス症候群増加 能登半島地震(2024年2月4日)
能登半島地震の被災地で、避難生活が長期化するなか、エコノミークラス症候群にかかる人が増えていて、命に関わるリスクも高まっています。 避難生活をしている人 「ラジオ体操と脳トレと筋トレ、毎日しています」 石川県能登町の避難所で活動しているのは、県内外から集まった医師と臨床検査技師のチームです。 エコノミークラス症候群の予防と早期発見のために被災地を回っています。 先月以降400人ほどの避難者を検査していて、エコノミークラス症候群につながる血栓が1割ほどの避難者で見つかったといいます。 血栓は肺にまで流れると命にも関わります。 恵寿総合病院 西澤永晃医師 「災害関連死の一つとして注目されている疾患です。(足首を)屈伸させるような運動が非常に良い」 十分な水分補給も重要だということです。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
能登半島地震 珠洲市で災害ボランティア開始(2024年2月4日)
3日、石川県の珠洲市では災害ボランティアの受け入れが始まりました。参加した男性は「能登へ恩返しがしたかった」と思いを語りました。 災害ボランティアに参加 山口泰範さん(44) 「家主さんの気持ちを思うと寂しいですよね」 地元石川県の金沢市から災害ボランティアに参加した山口泰範さん。 被災した住宅で壊れた家具や家電の片付けをして「災害廃棄物」の仮置き場へ運ぶなどの手伝いをしました。 山口さんは能登半島の海の幸や自然が好きで、金沢から何度も旅行で訪れたといいます。 災害ボランティアに参加 山口泰範さん 「おいしい食べ物とかきれいな景色とか色々なものをいただいている。恩返しになるかなと」 珠洲市では今後1週間、毎日10人ほどの災害ボランティアが住宅でのがれきの撤去などを続けます。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
地震発生時家屋倒壊と津波 ドラレコが記録した映像 石川・珠洲市でボランティア開始 初の仮設住宅引き渡しも
能登半島地震で大きな被害を受けた石川・珠洲市で、家屋の倒壊や津波が押し寄せる様子などがドライブレコーダーに残されていた。 横方向に大きく揺れる車。しばらくすると住宅が次々と崩れ落ちていく。これは元日珠洲市宝立町で、デイサービスセンターの車のドライブレコーダーで撮影された映像。 住民たちが高台を目指して避難する様子も映っていて、この車に乗っていた利用者6人らも避難したあと、残された車が津波に押し流される様子も記録されていた。 このように大きな被害を受けた珠洲市では3日、ボランティアの受け入れが始まり、全国から集まった12人が1人暮らしの高齢者の家から壊れた家具などを運び出した。 滋賀県からのボランティア(26)「時間かかっちゃうのは仕方ないけど、まだ1軒目じゃないですか。震災の規模ってすごいんだなと感じました」 一方、輪島市では、県内初めて完成した18戸の仮設住宅の引き渡しが始まり、200棟以上が全焼した朝市通りに自宅があった女性らが下見に訪れた。 仮設住宅に入居する大下澄子さん(76)「半分安心だけど半分心配。(入居期間の)2年で家ができるかどうかが一番の心配」 また複数の住宅が巻き込まれた輪島市市ノ瀬町の土砂崩れの現場では、3日も捜索が行われ、安否がわからなくなっている垣地英次さんのジャンパーが見つかったという。 FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/