石兎の風流日誌

日常に考えた事を俳句・短歌で綴る。

狸・・・

2012-10-26 17:28:37 | 日記

 狸寝入りじゅあないよ・・・秋は眠いんだ・・・・・。

 石原慎太郎東京都知事の突然の辞任と新党結成の記者会見を、テレビで見聞した時、(そりゃ、そうなるのが、当然の帰結だろう)と、私は思った。何しろ、石原氏は、尖閣諸島購入問題で、日本と中国を戦争前夜のような状態にしたのだ。無論、日本人から見れば、石原氏の行動には、何の疑問も無いのだが、中国側の一方的な反日暴動で、中国本土の日本企業は大損害を受けた。石原氏には、それだけでも、重大な責任がある。

 政治家は、自分の発言と行動に責任を持たなければならない。年齢と健康を理由にして、政界から身を引く事は、最早石原氏には許されない。(もう~狸寝入りは出来ない!)石原氏には、新党を率いて総理になって、中国に対して、日本必勝の体制を作り上げてもらいたい。

 

      『   気が付けば  今日となりし  神無月   』         石     兎

 

 


うざい・・・・

2012-10-24 14:16:57 | 日記

 「中国・韓国はうざい・・・」会社の若い子達の会話だ。

 若い子達に物の道理を教えなければいけない年代なんだけれどね、うん、おじさんもそう思うよ・・・・。

 中国が、安部自民党総裁の靖国神社参拝を批判して、「軍国主義の復活だ」と言っている。余りにも、的外れな言い掛かりの様な中国の批判は、噴飯ものだ。中国人は軍国主義と言う言葉で批判すれば、日本人がへこむと思っているのだろうか。因みに、日本は、第二次世界大戦(太平洋戦争)後は、自衛隊の平和維持活動の参加はあっても、本格的な武力行使の活動は一度も無い。(うん、皆知っているか・・・)

 しかし、中国は日中戦争後も軍備を増強し続けて、チベットを武力制圧し、南シナ海を海軍力で威嚇して島々を奪い取っている。これらの行為の何処が、軍国主義でないのか。日本を除く周辺国総てと軍事衝突してるじゃないか。そろそろ日本ともってか・・・。中国人の面の皮の厚さには、反吐が出る。

 いや、もう沢山だ。中国人(韓国人もか・・・)との付き合いは、江戸時代の長崎程度にしたい・・・・・。

 

     『   彼是と   世間に対し   気を使う 

                    そんな生活   硬派なら止せ    』         石     兎

 

 おじさん世代はね、爺様達が先の戦争でどんなこと遣って来たか、教えられてきた戦後生まれの世代なんだよ。それは、あの戦争が酷いものだって事は学んで来たよ。だから、戦後数十年何も言わずご無理御尤もして来たはずなんだ。でもねだからと言ってこれ以上、理不尽を孫子に引き継ぐのは、もう無理・・・。今の若い子達は、『中国・韓国は、うざい…』だそうだ。

 


天災・・・・

2012-10-22 16:05:57 | 日記

 古い家に住んでいると、大型台風の遣ってきた夜には、私は、恐怖で眠れない。常日頃は、ニヒリストぶって、身内の者に「俺は、これ以上の長生きは、大して望まない、ね」と言っているくせに、全く、だらしが無い。

 そのだらしなさの元は、2011年3月11日の東日本大震災の大津波の無慈悲な圧倒的なパワーをTVで、何度も見てしまったからだ。天才の無慈悲で圧倒的なパワーには、人間の命も文明も文化も無力だ。

 いや、私は、天災に対して、怒りのパワーをぶつける事が出来ないので、どうしようもなく臆病になってしまった。

 

    『    停滞の  秋台が風   動き出す 

                  今年最後で  ある事祈る    』

    『    昔居た   紅いカンナの  咲く庭の

                    森閑とした   青い空の下     』       石    兎  

             

 

 


免罪符・・・・

2012-10-16 16:23:39 | 日記

 尖閣諸島問題を、大沸騰させた張本人の石原慎太郎東京都知事は、マスコミの記者に石原新党の事を質問されて、「問題は自分の歳と、健康だ」と答えたそうだ。

 いや、全く、自分の企てで、日本を中国との戦争の瀬戸際まで引き摺り込んで起きながら、どうやら自分は長生きしたい様だ。

 マスコミの批判から免れる事の出来る免罪符を持っている石原慎太郎と言う政治家は、どうしようもなく身勝手な無責任男だ。

 「おい、石原、歳と健康を言い訳にして逃げるなよ・・・」

 

    『    行き迷う  秋台風の  不気味さよ    』

    『    秋雨の  降るか降らぬか  宵の街

                  そぞろに行けば   道は果てしなし    』         石   兎


未来・・・

2012-10-15 16:57:38 | 日記

 日々、庭の野良猫の五匹の子猫の心配をして面倒を見ながら、私は、袋小路に入り込んだ尖閣諸島問題に苛立っている。

 中国と対等に渡り合うには、日本も核を持つべきだとか。このまま、中国の漁業監視船の侵入を許していると、やがて、中国が尖閣諸島の実行支配を世界に向かって宣言するだろうから、もう、武力を使ってでも追い払うべきだと思っている。

 いや、全く、私は矛盾している。

  『    蝙蝠の   宵の飛行や   秋風と   』        石  兎

 内の呑気者達に怒られそうだ・・・。武力衝突は断固反対!避けるべきものだそうだ。(おい、おい、今の中国は一昔前の帝国主義国家なんだぞ。どこかで止めないと、第二次世界大戦の再現だ。周辺大国の二の足が戦争を拡大させたって歴史が示しているだろう・・・大きくなる前に芽は積むべきなんだ。)こんな事言っても、最前線に行くのは、未来ある若者達だから、年寄りの戯言は慎むべきなんて言って来そうだ。

 どちらも、未来を憂えているんだけれどね・・・。