石兎の風流日誌

日常に考えた事を俳句・短歌で綴る。

夢・・・

2012-10-11 16:37:56 | 日記

 変な夢を見た・・・。

 私は、大勢の侍と隊列を組んで歩いていたのだが。と、そこへ切り込んできた一人の中年の侍に、隊列は、あっという間に切り崩されて四散した。

 私は、隊列の後方にいたのだが、(己、狼藉者)と刀を抜き放って、その侍に斬りかかろうとしたのだが。襲撃者のその侍は、前方のほうに逃げて行った私の仲間達を追い掛けて行ったのでなかなか追い付けない。

 私が、やっと、その侍に追い付いた時、辺りには誰もいず二人だけで有った。全身朱に染まったその侍は、猛然と、私に切り付けて来た。しかし私は、三、四回切り結んだだけで、その侍を切り倒した。(ふん、何だったんだ。あの勢いは。存外な奴め)と、思った途端、私は目が覚めた・・・・。

 内の呑気者達に言わせると、ヒーロー願望、絶対的に自分が強い都合の良い夢だとの事。(おい、おい、夢の中まで自分に都合の悪い実社会的な現状は、お断りだよ・・・夢が夢たるものなのだから。好都合結構・・・それにしても。)

 私は、年甲斐も無く、暴れたいと思っているようだ。

 

     『   一昔  路地で出会った  あの姉妹                                             

                     あれから二度と  出会えぬ不運    』

     『   黄昏の  路地吹き抜ける  秋の風   』                 石    兎


痴話喧嘩・・・

2012-10-05 16:23:31 | 日記

 街の路上で大人の男女(二十代後半に見える二人)の痴話喧嘩に遭遇して、私は、驚いた。

 私は、街で散歩をしている二人をよく見かけていたので、驚きの中に意外感があった。それは々、二人とも賢そうな人間に私には見えたのだ。

 私が、近付いて行っても、二人は一向に痴話喧嘩を止めなかった。(おい、おい、別れる別れないで、刃物三昧の刃傷事件を起こすなよ)私は、二人の側を通り過ぎた時、思わずにやりと笑ってしまった。

 いや、全く、(本人達にとって、人生の一大事かもしれないが・・・)男女の痴話喧嘩は、陳腐だ。

 

      『   十六夜の  月見て思う   昔人   』      石    兎

 

 一触即発の喧嘩と言えば、尖閣・・・(遠い他国から見れば、痴話喧嘩の拡大版に見えるかな。ネットの中の情報は、チャイナマネーに目が眩んだ、おべっか使いの国々ばかりに見える。野田内閣もっと日本の立場をアピールするべきだ)やっと、米国が、西太平洋方面の防衛力強化の為に、空母二隻体制にしたと発表した。

 テレビのキャスターの解説によると、それは、海洋進出を活発化して、尖閣問題を引き起こしている中国を牽制する為だろうと言う事であった。

 それは、そうだろう。判然した年数は忘れてしまったが、何年か前の台湾危機の時には、米国は台湾方面に空母を出動させて、中国を強烈に牽制したのに、今度の尖閣危機では、米国動きは鈍かったと言わざるを得ない。台湾は助けるけど、日本は助けないでは、日米安保の意味が全く無い。

 いや、まあ、米国もやっと、その矛盾に気が付いたのだろう。

 

     『    耳につく   宵の空き地の   虫の声    』         石    兎

 


大人・・・

2012-10-03 16:42:44 | 日記

 今週、テレビのテロップを見た時、私は一寸驚いた。

 それは、十年前の自民党・小泉純一郎首相の第一次内閣外務大臣だった時の、「田中真紀子議員」の大失敗を覚えていたからだ。伏魔殿発言、指輪紛失事件などなど。いや、全く、外務大臣の時の田中真紀子議員は、ゴシップの女王だった。

 初登庁の挨拶で、笑いを取ったりしていたみたいだが、何気に笑いが引きつって無かったか。内の呑気者曰く、「真紀子も大人になったのよ」(おい、おい、どんな大人になったんだ・・・。)

 野田総理は、文部科学大臣としての田中真紀子議員に何を期待しているのか・・・。又しても、田中真紀子文部科学大臣が、ゴシップの女王に成ったら、野田内閣はおろか民主党も、ジ・エンドだ。

 

         『    初秋   宵の坂道   酔っ払い    』        石     兎


台風一過・・・

2012-10-01 16:24:48 | 日記

 ここ数十年、台風で家に被害を受けた事が無かったのに、今度の秋台風の十七号に、玄関の戸袋を吹き飛ばされてしまった。

 大した損害ではないのだが、私は何だか酷くチルダイ〔気落ちする事〕してしまった。

 今年の、沖縄本島(私は本島U市に住んでいる)は、三度台風の直撃を受けた。二度までは、全く家の方には実害が無かったので、三度目の直撃の台風十七号も、(どうって事ないだろう)と、私は高を括っていたのだ。あぁ~、ラジオの中でどこぞのディスナーさんが、週末毎の台風対策疲れたと言っていたじゃないか・・・大変だななんて人事のように聞いていたのに。

 それが、玄関の戸袋を吹き飛ばされて見ると、何だか、酷くチルダイしてしまった。今年の残された私の運気は、一体どうなのか・・・。ああ、全く、どうしようもない御幣担ぎの私だ。

 

   『    戸袋や    秋台風が    吹き飛ばす    』         石    兎

      何匹にみえるかなぁ~台風一過・・・庭猫軍団皆無事!よかった。よかった。家の呑気者達は、猫避難所を作っていたが、どうやら機能したらしい・・・ついでに、戸袋なんかも気を付けていてくれれば・・・・あははぁ~。クワバラクワバラ、大ブーイングがやって来そうだ。子猫皆元気で良しとしよう。


気の毒・・・・

2012-09-28 16:11:08 | 日記

 (オスプレイ来るなら来い!石投げて落としてやる・・・。な~て思えるほど低く飛ぶのさ。別に、宜野湾市市街じゃないよ。隣町のU市上空。滑走路着陸線上なんだけどネ!誰かTVに投稿してくれないかな。YouTubeあたりにでも良いけど。一目瞭然、飛ぶべきでないと・・・)

 テレビの或る報道番組で、政治評論家の森田実氏が、実名を出して、「松下政経塾出身の政治家たちは、嘘を付いて人を騙す事が平気で出来るペテン師・詐欺師的な政治家達だ」と、極め付けていた。

 私は、(おい、おい、そこまで言うか、よ)と思ったが・・・。考えて見れば、消費税の税率を引き上げたのだ総理の遣り口(自公との談合)を見れば、確かに国民に対する背信行為だ。ペテン師・詐欺師呼ばわりにも、(一理は、有るか)と私が思った時、森田氏から、発せられた言葉に、私は耳を疑った。

 森田氏、曰く「民主党の幹部政治家の誰かが、谷垣さんは、騙され易い人だ」。

 (いや、いや、言ったとしても、それが外に漏れていいのかよ)と、私は思ったが。いや、待て!或いは、野田総理の近い内解散は、嘘だと自公両党に解らせる為に、態と漏らしたのかも知れないと、思い当たった。

 いや、全く、谷垣前自民党総裁は、味方にも敵にもコケにされて、気の毒な人だ。

 

    『   宵街の   街路の花壇    虫の声     』       石     兎