石兎の風流日誌

日常に考えた事を俳句・短歌で綴る。

初秋・・・

2010-09-14 21:15:45 | 日記
 この夏、早世した弟の母校であった興南高校の春夏連覇で深紅の大優勝旗が海を渡って来た!
 今県立博物館ホールでは紫紺の優勝旗と深紅の優勝旗が、県民の目を楽しませているそうだ。(県内の子供たちにとって、いや大人にとっても大きな励みとなっている事だろう)どうよ沖縄って、誇らしい気持ちで一杯だ!

 まだまだ暑い沖縄ではあるが、朝夕少しずつ初秋の匂いがして祭りの後の寂しさを感じ、まったりとしてていたのに・・・何やかやと海の向こうや中央で忙しない事だ!

 覚醒と言う言葉が有るが、中国が漁船や海軍を使って、尖閣諸島付近で挑発行為を繰り返せば、日本は覚醒する事に成るだろう。黒船の昔から、日本人は、外からの刺激に敏感なのだ。今、日本に蔓延している事なかれ主義の平和主義は、中国海軍の一発の砲弾で跡形も無く吹っ飛ぶだろう。
 いや、全く、中国の指導者達は、馬鹿だ。彼等は、日本人の基本的な性格で有る尚武の気質を侍精神を全く理解していない。日本は、尖閣諸島の絡んだ事件では一歩も引けない・・・尖閣諸島問題は、日本にとって黒船に成るだろう。
 
 私の恩師である教授は、かつて「尖閣諸島は琉球国の物である」と講義で熱く語っていたものだ。歴史的に見て中国・台湾・日本いったいどこの国に帰属する物なのか?私の個人的意見を主張していいのなら、懐かしき新屋敷教授の言葉の通り「尖閣列島ワッタームン(私たちの物=琉球国民の物)」と言いたい。もちろん、琉球が沖縄県に成った事から日本に帰属って言うかも知れないが、中央でドタバタしている政権や前政権のように沖縄県が虐げられ続けるのも釈然としないし・・・かと言って、チベットを帰属し虐げている今の中国に宗主国であるとも言い難い。
 
 最も、我が祖国(琉球=沖縄)の先人達は良いチョイスをしたとは思っている。琉球王国時代は宗主国に中国を選び厚遇されたし、第2次大戦後は、祖国復帰として日本を選び、チベットの様な憂き目を見ずに済んだ。しかし、琉球は「琉球国」で有る・・・沖縄県は「沖縄国」で有ると主張したい事がまゝ有るのも事実だ!

 日本国の覚醒より前に、「覚醒せよ沖縄!」「立ち上がれ琉球!」か・・・

   

   『 鉢植えの 一叢(ヒトムラ)の菊 香る宵 』 

   『 見上げれば 九月十日の 宵の空  流れ行く雲 愁心誘う 』

   『 覚醒の 時が迫るか 振らぬ鈴  リンリンと鳴る 空耳の怪 』         石     兎