石兎の風流日誌

日常に考えた事を俳句・短歌で綴る。

夏の終わりに、怖い話し・・・微笑

2009-09-16 01:03:13 | 日記
 夏の終わりに、怖い話を一つどうですか。
 丁度二年前の今頃、私が例によって夕方市の陸上競技場でジョギングをしていたら、二人の女が、東側入り口から半円型の低いスタンドの方に入って来た。二人は旅行者のようでキャリーバックを引いていた。私は(ほう~観光客が、こんな所に来るとは珍しいな・・・)と思った。
 私が、三周目に掛かった所で、二人は国旗掲揚台の近くまで歩いていた。擦れ違う刹那物珍しさが有ってか私は彼女らの方に目線を流すと、偶然に二人も私を見た。二人とも顔に薄ら笑いを浮かべていた。

 翌日の夕方、何時ものように、私が市の陸上競技場に走りに行ったら、管理人の話で、二人の女の自殺者が有った事を知った・・・何故か、首吊り自殺をした二人の足下には、キャリーバックとその中身が散乱していたと聞いた。


   『 夕されば 九月初旬 暮れ易く  夏の名残に 今宵怪談 』

   『 赤々と 夕映え燃えて 夏の果て 』            石 兎

メディア

2009-09-10 01:08:38 | 日記
 毎朝、NHKのニュース番組や民放の情報番組を見ていると、各放送局の思惑が見えてくる。
 
 どうやら、放送界は、民主党の政権奪取を困った事だと思っているようだ。
 
 それで、盛んに、日米同盟の不安・連立の不安・権力の二重構造不安を言い立てて、これから成立する、民主党政権にダメージを与えようとしている。
 彼等(放送界)が、今願っている事は、鳩山内閣が細川内閣のように直ぐに瓦解する事だろう。
 
 所詮、テレビメディアは、大企業なのだ。庶民目線、生活重視を標榜する民主党政権は、煙たいのだ。


   『 台風や 夕映え怪しく 魅入る我 』

   『 夕映えに 魅入る私の 双眸は  紅色に 燃えているのか 』  石 兎

公約の履行

2009-09-04 16:58:42 | 日記
 九月だ・・・夏は最早、後ろ姿で去り行こうとしている。
 総選挙も終わり、祭りの後の淋しさが有るが、それは、耐えるしか有るまい。何、一寸の間の辛抱だ。来年には、又、参議院選挙が有る!(はは!これは、明らかに選挙中毒だな。困った奴だ・・・)
 さて、民主党は、自民党から政権を奪い取ったが、早くも、マスコミ(新聞・テレビ)から、出来るかコールの大合唱を受けている。
 全くマスコミは、ネガティブだ。出来るかではなくて、何々をやれと、注文を付けるのが、マスコミの本筋だ。
 民主党の岡田克也幹事長が、テレビで司会者に向かって「そんな質問は、失礼だ!」と怒ったのは、当然だ。出来るか、々、のしつこい質問は、私も本当に馬鹿げた質問だと思う。
 民主党は、自民党とは違う事をする為に、政権を取ったのだ。
 きっと自民党とは、違う事をするはずだ。

  『 九月やな 移ろう季節 空の色 』

  『 長月や 昨日より何か 気が変わる 』         石  兎