民主党代表選挙雑感・・・

 

　　　　　　

　民主党代表選挙が、決着した。私は、闇将軍の小沢一郎前幹事長の当選を期待していたので、菅総理の再選にはがっかりで有った。

　私が、菅総理を見限ったのは、唐突な消費税発言と、沖縄県民にとって手のひら返しとしか見えない普天間基地移転問題での政治姿勢のせいだ。

　菅総理の人事が始まる訳だが、小沢包囲網が見え隠れする党運営（トロイカ体制なんて風前の灯火だし！）何の期待も出来ない菅体制なんて飛び出して、小沢前幹事長には新しい党を作って、是非政界再編を目指して欲しい。

直ぐに財源が無いから、消費税だと言う政治家を、私は絶対に支持しない・・・消費税は、社（ヤシロ）の白蟻を退治してから、言うべき事だ。

　　　　　　　　　

　民主党代表選挙雑感・・・今度の民主党代表選挙では、新人議員達が、両陣営からの草刈り場・一本釣りの対象なっていたが。幾人かの新人議員達は、積極的にテレビに出て、自分は何方に投票すべきか、悩んでいるんだと言うポーズを取っていたが。それは、余り利口な振る舞いでは無いと、私は感じた。

　兎に角、目立つ行為は、勝っても負けても、両陣営から目を付けられる結果に成るのだ。これは新人議員に取っては、後々不味い事に成るのでは無いかと、私は思った。

　まあ、兎に角、野次馬根性で言えば、テレビでハムレットのポーズを取った民主党の新人議員達の行く末が見物だ。

 

　　　　　＝　　橋　の　上　で　　＝

　髪を刈った九月の夕暮れの風の冷たさに、

　私は、橋の上で、思わず身震いをした。

　夏は、去り行く夏は、夕暮れの橋の上に寂しい影を落として、

　さよならは、嫌だと、言っていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　石　　　　　兎

 

 

　

初秋・・・

　この夏、早世した弟の母校であった興南高校の春夏連覇で深紅の大優勝旗が海を渡って来た！
　今県立博物館ホールでは紫紺の優勝旗と深紅の優勝旗が、県民の目を楽しませているそうだ。（県内の子供たちにとって、いや大人にとっても大きな励みとなっている事だろう）どうよ沖縄って、誇らしい気持ちで一杯だ！

　まだまだ暑い沖縄ではあるが、朝夕少しずつ初秋の匂いがして祭りの後の寂しさを感じ、まったりとしてていたのに・・・何やかやと海の向こうや中央で忙しない事だ！

　覚醒と言う言葉が有るが、中国が漁船や海軍を使って、尖閣諸島付近で挑発行為を繰り返せば、日本は覚醒する事に成るだろう。黒船の昔から、日本人は、外からの刺激に敏感なのだ。今、日本に蔓延している事なかれ主義の平和主義は、中国海軍の一発の砲弾で跡形も無く吹っ飛ぶだろう。
　いや、全く、中国の指導者達は、馬鹿だ。彼等は、日本人の基本的な性格で有る尚武の気質を侍精神を全く理解していない。日本は、尖閣諸島の絡んだ事件では一歩も引けない・・・尖閣諸島問題は、日本にとって黒船に成るだろう。
　
　私の恩師である教授は、かつて「尖閣諸島は琉球国の物である」と講義で熱く語っていたものだ。歴史的に見て中国・台湾・日本いったいどこの国に帰属する物なのか？私の個人的意見を主張していいのなら、懐かしき新屋敷教授の言葉の通り「尖閣列島ワッタームン（私たちの物＝琉球国民の物）」と言いたい。もちろん、琉球が沖縄県に成った事から日本に帰属って言うかも知れないが、中央でドタバタしている政権や前政権のように沖縄県が虐げられ続けるのも釈然としないし・・・かと言って、チベットを帰属し虐げている今の中国に宗主国であるとも言い難い。
　
　最も、我が祖国（琉球＝沖縄）の先人達は良いチョイスをしたとは思っている。琉球王国時代は宗主国に中国を選び厚遇されたし、第２次大戦後は、祖国復帰として日本を選び、チベットの様な憂き目を見ずに済んだ。しかし、琉球は「琉球国」で有る・・・沖縄県は「沖縄国」で有ると主張したい事がまゝ有るのも事実だ！

　日本国の覚醒より前に、「覚醒せよ沖縄！」「立ち上がれ琉球！」か・・・

　　　

　　　『　鉢植えの　一叢（ヒトムラ）の菊　香る宵　』　

　　　『　見上げれば　九月十日の　宵の空　　流れ行く雲　愁心誘う　』

　　　『　覚醒の　時が迫るか　振らぬ鈴　　リンリンと鳴る　空耳の怪　』　　　　　　　　　石　　　　　兎