見晴台学園トピックス

 1990年、学習障害や発達障害の中学生・高校生が学ぶ全国にも珍しい父母立の学園です。

学園親のハナシ31

2017年04月26日 | 父母の声

 先日、見晴台学園で入学式が行われました。

かわいい2人の女の子が新入生として学園の仲間になりました。人数的には少し淋しいのですが、

そこはさすが見晴台学園、生徒、先生、親が一致団結して入学式をもりあげました。

思い返せば息子の入学式はもう2年前、今年本科3年になりました。小学1年生から中学3年生まで

支援級で過ごしてきた息子はやさしい性格もあり、いつも自分の意見を言えず人に合わせてきました。

人に合わせられるのはいいことだと思いますが、親としては「Yes man」ではなく「No」と

言える人になれるといいな、と思っていました。そんな時「見晴台学園」は1人1人を尊重しあえるところ

と聞いて入学しました。

この2年間、いろいろな行事などを通してクラスの仲間や先生が自分の思いを聞き出して受けとめてくれることを知り、

「自分の思いを言ってもいいんだ」「言っても大丈夫なんだ」と安心感や信頼感もうまれ、今では自分の意見を

しっかり伝えられる様になりました。

今年は本科最後の年です。

「先輩としてがんばりたい」という息子を頼もしく思います。

 


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