みいちゃんの”おかげさま”

ひとり暮らし12年を経て 2016年秋から長男宅で暮しています

関西から関東へ生活の変化を記録します

奈良3日旅 2

2010-03-10 01:43:06 | ちょっとおでかけ
奈良2日目の報告です

その前に

第1日目に興福寺国宝館にも行ったことが抜けていました

再び「阿修羅像」にお会いしました

ここではとても美しい仏頭も展示されていました

さて、 2日目です

夜中から雨になりました

室生寺ー長谷寺の予定変更し

雨で足元が悪いので室生寺は止めました

駅から下り坂を20分ほど

歩けば長谷寺山門です

すぐにゆるい傾斜の登廊

約400段あるそうです

休みながら登った先に本堂

光背を含め12メートル余の大きな

十一面観世音菩薩を拝しました

この時期特別拝観で

お足に手でふれて願い事ができます

入り口で塗香をいただき

手に刷り込みます

お参りの後は

若いお坊様からお加持をいtだきました

下って大講堂へ

特別開帳の十一面観音菩薩御影大画軸

部屋に入ってびっくりでした

講堂一杯に広がった巨大な仏画

縦約16メートル、巾約6メートル

10年に一度のご開帳と若いお坊様が

丁寧な説明をしてくださいました

このお寺の若いお坊様方は

必ず「よう、お参りくださいました」

と言われ、私達をほっとさせてくださいました

牡丹で有名なお寺ですけれど

牡丹がなくても

(本当におおくの牡丹が新芽をだしていました)

雨の長谷寺は

本堂と五重の塔の佇まい、満開の梅の花

静かな美しいお山でした

山門前で昼食

タクシーで駅まで

「まだ時間があるよ。唐招提寺に行こう」

去年、薬師寺に行った際、時間切れで

隣合ってる唐招提寺は行けませんでした

唐招提寺

山門をはいると正面に修復なった金堂

堂々の風格、天平の建築です

金堂には

天平の仏様が

講堂には奈良、鎌倉、の仏様

建物は金堂以外にも

天平建築の校倉、講堂など

それぞれの縁があり興味深いことでした

鑑真和上の御影堂辺りは雨に打たれた

緑鮮やかな苔生す地域

このお寺の静寂が身を引き締めます

一旦宿に帰って

再び二月堂へ

この日は土曜日なので6時前には

二月堂下はすでに満員状態

竹囲いの外にも大勢の人、人、人

上に上がろうとして止められました

6時、上はロープを張る時間だったと

昨日を思い出しました

仕方なく では

お松明に点火されるのを見ようと決めました

階段下に陣取って待つこと約1時間

「ストロボを炊かないでください」という放送も

何のその、平気でパチパチする人がいて

まわりの顰蹙を買っていました

7時10分前になると

改めてストロボ注意を係りの人が1人ひとりに・・

「七時には照明がいっせいに消されます

決して炊かないで」

お世話役の半被を着た人がお松明を下ろし

7時 昨日と同じ大鐘と堂内の鐘が呼応するように響く中

お松明に火がつけられ

お堂に入られるお坊様の足元を照らします

私達はお坊様の後姿を拝しました

しばらくして

お松明が二月堂の欄干に差し掛かったのでしょう

歓声があがっていました

ゆっくり、しかし、一定の間隔でお松明に火はつけられ

10人のお坊様を先導しました

お松明はお坊様が入堂されたあと

私達に見せてくださるパフォーマンス

お堂の前の舞台を端から端まで

勇壮なものです

私達はこの夜は

南の局に入りました

「声明が良く聞けるよ」と

昨夜、最後まで居たという女性からの

ニュースでした

この夜は11時まで居て帰館しました

歩数計は約17000歩

良く歩いた1日でした













奈良3日旅  1

2010-03-08 23:48:56 | ちょっとおでかけ
奈良に行ってきました

気のおけない 幼馴染との2人旅です

毎年この時期に2月堂にお参りします

今年は2泊しました

先ず、第1日目からの報告です

明石9:06発のJR新快速、最後尾車、1番前のドア

というのがIちゃんとの約束

彼女が何処にいるやら~の満員状態で三宮へ

ホームでやっと

「お久し振り~」の挨拶

阪神三宮から奈良への直通電車が昨年出来て

楽々奈良に行けるようになりました

9:44発は良く空いていてラッキーでした

奈良には11:11着

今回は3日間のフリーキップを買ってます

大阪市内からので¥2800

いつもはタクシーで宿に行くのですが

「タクシーだと、何処をどう行くのか憶えない」

ということで

今回からはバスをフル活用することにしました

(フリーキップだし・・・)

宿に荷物を預けて身軽になって

まずはIちゃんの用事

「柿の葉ずし」をお知り合いや家族に送ることを

済ませてから 昼食です

今夜はゆっくりお食事ができないので

お昼にしっかりと食べることにしました

ならまちにある柿の葉寿司のお店で

「お水取り」というランチ

私達には結構なボリュームで美味しかったです

「今日は何処に行く?」

「近くに元興寺があるよ」

元興寺

日本最古のお寺はひっそりと静まっていました

パンフレットによると

屋根瓦には日本最初の瓦数千枚が

今もなお、使用されているとか

今日のお寺見学はここまで

夕飯におにぎりと夜食のパンを買って宿へ

早めにおにぎりを食べ

夫の友人Tさんと落ち合って

二月堂に着いたのは5:30でした

すでに大勢の人達がお寺の下に・・

今年はお松明に先導されて上って来られる

お坊様の様子が知りたいと思っていたのですが

御入堂される入り口付近はすでに人、人

結局

写真が趣味のTさんとは別行動にし

私達はお堂正面に座る事にしました

夕7:00

大鐘がごーんと響くと

呼応するように堂内の鐘が打たれました

とても気持ちの良い鐘の響きでした

しばらくすると

一番最初のお坊様が入ってこられました

木の履物で独特の音を立てて歩き内陣に入っていかれました

下からはお松明の炎に歓声が上がり

松明の燃える良い香りが充満して

行の始まりの雰囲気も満ちてきました

こうして次々とお松明に照らされて

お坊様が上がって来られ

お松明が走り・・・

時々、鐘の音が響き・・

10本のお松明が終わって

内陣では多分、行が始まっていると思われますが

外部の喧騒と

内陣との間に張られた麻布で

お灯明だけの明かりでは

内部を伺うことが出来ません

それでも8:00を過ぎる頃

私達の後の扉が閉められて

ようやく人の波も静まり

喧騒もなくなりました

読経(声明)の声は朗々と響き

時間を忘れて聴きいりました

若いお坊様の五体投地は目の前で

お堂の床が響くほどの強さに圧倒されました

深々と冷えてくる夜の堂内で人々は

声明に聞き入ります

最初は身動きも出来ないぐらいの人々も

1人去り、2人去り少しゆったりしてきました

Iちゃんが「もう帰ろう」といったのは11時過ぎ

歳を考えて帰ることにしました

宿までの道すがら

「貴女と来て良かったわ。こんな真夜中に

1人では歩けないよね」

と お互いに言い合っておりました
















出来上がりに満足して終了

2010-03-04 23:04:40 | インポート
我が家の今年のくぎ煮商店閉店

今日の最後の1Kgは上出来でした

魚も大きくなって

炊きやすくなってきたせいもありますが

我ながら満足の炊き上がり

その日によって魚の鮮度、大きさに左右されます

尾がピンとして一匹、一匹の形がしっかりしている

パックに詰めないで

籠に入れて姉のところに持っていきました

昔風に風呂敷に包んで、横にしないように・・

「みいちゃん、年々上手になってるね」

ひとつまみして姉が言いました

褒めてもらって、今年のくぎ煮屋家業終了です


            

あすから3日間 奈良に行きます
友人と2人の気まま旅
無計画を楽しんできます

ブログはお休みします




くぎ煮私流

2010-03-02 21:09:31 | 今夜のごはんは・・
このブログを見てくださってる人から

くぎ煮の途中経過を

アップして欲しいと電話がありました

この地域では

それぞれの家庭の味があって

いかなご談義に花が咲きます

このレシピ、煮かたは

私の周りの高齢者の友人知人が

好む味付け

煮かたは、我が家流・・・ですが

基本はCO-OPの方法です

甘さ控えめ、土しょうが多く

材料

いかなご   1kg

しょうゆ    220ml

みりん      70ml

酒         10ml

砂糖(中ざら)  150g

黒砂糖 ほんの少し(小指の先ほど)

土しょうが     150g

いかなごはサッと洗ってよく水切りをする

1)土しょうがは千切りにする

2)黒砂糖は砕いておく

煮かた

1)鍋に調味料を全部入れ(黒砂糖も)煮立たせる
2)土しょうが半分を入れ、いかなごも半分を入れる
3)調味料が一旦さめるので手で混ぜておく
4)残りのいかなごと土しょうがを入れさっと手で混ぜる
  (新鮮ないかなごはこのとき、くずれない)
5)強火で一気に煮る
煮立ってきたところです 灰汁がでてきました

灰汁を除きます

落し蓋をします。ピチピチと音がしたら弱火にして煮汁がほとんど無くなるまで煮ます

別鍋にひっくり返して移します

さめたらざるにあげ十分汁気を除きます


いかなごは新鮮が一番です。出始めの小さいのでも新鮮であれば荷崩れをしません。昨日は鮮度が悪かったようです。今日は店に出てくるのを待って買いましたら上手く仕上がりました
 










感動的~

2010-03-02 00:29:34 | 花便り


早くも今日から3月です

此の花  侘び助です

今日は

この花の送り主と会いました

花作り名人

多分彼女のお庭には

次々とお花が咲いている・・

私のアルバムには

彼女丹精の花の写真が沢山入っています

「今年も咲いてくれたよ、来年も出会えますように」

と美しい花々がメールに添付されて届きます

患者会で知り合いました

5年生存は難しいと言われている

すい臓がんの手術後5年を生きてきた人

私は彼女の生きる姿勢、生き方に

がん患者さんの心情も含めて

いつも学ばせてもらっています

最近ご自分の地元で

その経験を話す機会があり

今日は明石公園を歩きながら

大勢の前での話を聞きました

彼女の体験は

多くの人に感動を与えたようです

アンケートに多くの書き込みがあったと

今日も主催者から

携帯電話がかかっていました

がん検診の必要を話してきたよ

患者サロンのことも言ったよ  と

しっかり患者会のことも話をしてきて・・

私よりも1まわり以上も下の年齢なのに

生かされていることに感謝しながら

話す機会が与えられたことに感謝して

人様の役に立つことがないか探っている

麗しい・・ そう そう 凛として  

この侘び助みたいな人

彼女 何ていうかなあ