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映画・まあだだょ

2009年12月08日 | 映画(国内)
1993年
監督:黒澤明
135分

随筆家、内田百と教え子達との交流を淡々と描いています
悪人は一人も登場しない
博学で想像力に富み純真な心を持った内田を慕って教え子達は何年経っても先生、先生と家に集まって来る
内田は「悪かった」「すまなかった」「申し訳ない」などの言葉を素直に自然に彼らに対して口に出します
教え子達が損得勘定を一切無視して、戦争で焼け出された内田に家や家具調度品などを準備してくれたりする
これは内田の「徳」でしょう


教え子達がある人に「あなたたちはいい人だ」と言われます
その返事は「いい人なのは先生です。私達は先生の真似をしているだけです」と答えます
                                   
今の時代、こんな「徳」を持つ人が先生だったら教え子達はどんなにか幸せでしょうね
いつまでも人生の良いお手本として尊敬され続ける先生
いるかなぁ          


黒澤監督お得意の長回し
出演者は大変だったでしょうね

エンド
内田が見る「金無垢の夢」
黒澤監督の映像の世界でした!


野良猫、ノラのエピソードも描かれています

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