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原田マハ「旅屋おかえり」

2024年11月04日 | は行の作家


集英社文庫
2014年9月 第1刷
2015年6月 第7刷
解説・吉田伸子
343頁

売れない崖っぷちアラサータレント“おかえり”こと丘えりか
スポンサーの名前を間違えて連呼したことが原因で唯一のレギュラーだった旅番組を打ち切られた彼女が始めたのは、他人の代わりに旅をする仕事でした
満開の桜を求めて秋田県角館へ、依頼人の姪を探して愛媛県内子町へ
おかえりは行く先々で出会った人々を笑顔に変えていきます

旅先の風景や人々との会話など、実際に自分がその場にいるかのようでした
売れないタレントかもしれないけど“おかえり”の持つ才能が旅屋の仕事で一気に開花したのですね
他人の代わりに旅をし、家族の絆を確認し、最後には故郷の礼文島、母の待つ場所へ帰省する気持ちが強くなって、うんうん良かった良かった、でした

久しぶりにマハさんを堪能しました

これNHKでドラマ化されていましたね
番宣は何度か見たのですがドラマとは思わず、それこそ安藤サクラさんが方々を旅する旅番組と思い込んでいて視聴せず
惜しいことをしました~
一気再放送とかないかなぁ


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