文春文庫
2022年3月 第1刷
207頁
色のない世界から色のある世界へ
色と記憶をめぐる、記憶や風景に抱かれたシーンを繊細に描き出した18編
表題作「オールドレンズの神のもとで」は砂丘を舞台にしたモノクロ写真で知られる写真家・植田正治氏の作品に想を得たもの、とのこと
植田氏に関しては福山雅治さんが師匠と仰ぐ写真家、という知識しかありませんでしたが、堀江敏幸さんを読んで作品を見てみたいと思うようになりました
回顧展のようなものがあったら嬉しいな
日常のささやかな出来事が堀江さんの手にかかるとキラキラと輝くものになります
定期的に堀江さんの美しい文章が読みたくり選んだ本書
間違いはなかったです
シンプルな表紙カバーも素敵♪
本書に限っては電子より紙の本が合うと思います
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