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川上弘美「ぼくの死体をよろしくたのむ」

2023年10月14日 | か行の作家


小学館
2017年3月 初版第1刷発行
251頁

恋愛小説からSFまで、ジャンル分け不能な奇妙で愛しい物語18篇を収録

個性的な人、変わった人が多数登場します
けれど皆、自分は「普通」と思っています
誰もが自分のことを分かっていると思っているけれど実は全く分かっていないのです
人間って面白いですね

一番好きなのは「二百十日」
伯母の代わりにやってきたのは時の流れを変えることができるという男の子
彼を訝しく思いつつ世話をする女性
心が温かくなりました

空気感で読ませる感じ
それがとても心地よくスイスイ読んでしまいました


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