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TVドラマ(日本)・連続殺人鬼カエル男/Aではない君と

2022年03月14日 | ドラマ
「連続殺人鬼カエル男」
2019年 
U-NEXT カンテレ カンテレドラマらぼ
全8話
【ファミリー劇場】

原作 中山七里

荒れ果てたマンションの10階で軒に吊るされた女性の死体が見つかります
死体が包まれたシートの内側には「きょう、かえるをつかまえたよ。みのむしにしてみよう」と書かれた犯行声明文らしきものが
このことからマスコミは猟奇的事件として大々的に報道します
刑事の古手川(工藤阿須加)と上司の渡瀬(鶴見辰吾)は精神障害が疑われる犯人を追いますが、何の手がかりも掴めないまま同一犯による第2の殺人事件が起きてしまいます
犯人は「カエル男」と呼ばれ、街の住人達を恐怖と混乱の渦に陥れていきます

中山七里さんは、もしかしたらアンソロジーか何かで読んだことがあったかしら、程度ですが、本作から受けた印象は『原作は面白いに違いない』でした
では、ドラマは?
全て、主人公役の工藤さんがぶち壊しています!
そもそも、彼のキャラでこの役は無理!!
鶴見辰吾さんが補っていましたが限界でしょう
という訳で残念なドラマでした

犯人と目される青年役の前田航基さん、最近悪人役が増えたような?
役どころが広がりましたね
     




「Aではない君と」
2018年
テレビ東京 ドラマスペシャル
【WOWOWプラス】

原作 薬丸岳

大手建設会社に勤める吉永圭一(佐藤浩市)に前妻の青葉純子(戸田菜穂)から連絡が入り、離れて暮らす中2の息子・翼(杉田雷麟)が同級生への殺人容疑で逮捕されたといいます
弁護士を通して接見するも沈黙を貫き通す翼
翼の沈黙が災いし逆送の可能性が高まっていくのを防ぎたい圭一は少年犯罪に理解の深いお母さん弁護士の神崎京子(天海祐希)を頼ることにします

翼の心の叫びに改めて耳を傾け始める圭一
はたして翼は本当に殺人を犯したのでしょうか

翼の言葉
「心を殺すのと身体を殺すのとどっちが悪いの?」は重く心に響きました
最初は互いの心の傷を理解し合えた友人だったはずの被害者があることをきっかけに翼を苛め始めます
どんどんエスカレートしていく苛めに耐えきれなくなった翼は…
事件の真相はどこにあるのでしょう

法が全ての事件を正しく裁けるわけではありません
事件の関係者にとっては、法で決着したで済ませられるものではありません

被害者の父親(仲村トオル)が心情を吐露する場面は息が詰まるようでした
加害者は生きている、被害者は死んでいる
この事実は変わりません

圭一が息子と心底向き合うまでを描いた作品
大人の男の熱演に目が離せませんでした

原作者の薬丸岳さん
宮部みゆきさんも参加のアンソロジーで1作のみ読んでいます
全く内容を思い出せず本棚を捜して再読
男女関係の軽めホラーでした
「Aではない君と」は読み応えがありそうです
( ..)φメモしました

     

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