文春文庫
2000年4月 第1刷
2019年5月 第27刷
解説・常盤新平
268頁
1999年フジテレビ制作、中村橋之助(現・中村芝翫)さん主演のドラマを見て原作にも手を出してみました
「幻の声」「暁の雲」「赤い闇」「備後表」「星の降る夜」
方言のキツイ会話文は慣れるまで苦労しますが、ドラマのお陰で伊三次や芸者のお文、北町奉行所同心・不破友之進たちの気風の良い江戸言葉がすんなり頭に入ってきて助かりました
主役も脇役も、登場人物それぞれが過去を背負いながら一生懸命に生きています
罪を犯す側にも辛く悲しい事情があります
サスペンス、ミステリーに人情味溢れる江戸市井の物語
宇江左さんがお亡くなりになったことで第16作でシリーズ未完となっています
少しずつ大切に読んでいきたいです
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