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おうち映画(海外)を5本

2020年06月29日 | 映画(海外)
「マッキー」
原題 MAKKHI
2012年 インド
【ムービープラス】

向かいに住む美人の慈善活動家ビンドゥ(ナーニ)に思いを寄せるジャニ(サマンサ・ルス・プラブ)
ある日ジャニは勇気を出してビンドゥに告白し、2人は両想いになります
ところがジャニと同じくビンドゥに思いを寄せている金持ちのスディープ(スディープ)が激怒しビンドゥを嬲り殺してしまいます
ハエとして生まれ変わったジャニは殺された恨みを晴らしビンドゥを守るためスディープに立ち向かいます

欧米ならB級映画と評されるところかもしれませんがすごく面白かったです
特に、ダンディな悪役スディープが全力でハエと戦う姿が真剣そのもので笑えます
ハエの動きが素晴らしくVFXも楽しませてもらいました
     




「ハート・オブ・ウーマン」
原題 WHAT WOMEN WANT
2000年 アメリカ
【シネフィルWOWOW】

プレイボーイのやり手広告マンでバツイチのニック(メル・ギブソン)が感電のショックで女性の心を読めることになったことから自分の独善性に気づいて新たな価値観を築いていく姿を描きます

部長に昇進する日も近いと思っていたニックですが、新たに部長の座についたのは他社から引き抜かれた有能な女性ダーシー(ヘレン・ハント)
ダーシーを快く思わないニックは彼女の心が読めるのをいいことに彼女に先んじて彼女の考えを自分のものであるかのように発言し、見事なプレゼンで大口顧客との契約をまとめます
ダーシーはニックの才能を認め退社を決意するのですが…

面白い設定です
ダーシーとのあれこれ以外にも、年頃の自分の娘や会社で不当な扱いを受けている若い女性社員の声が聞けることで、それまで自分に欠けていたもの、相手のことをきちんと考えた言動が出来るようになります
人が善き方向に向かうのは良いですね
ラストの盛り上がりはもうひとつでしたが、クスリと笑える素敵な作品でした
     




「女は二度決断する」
原題 AUS DEM NICHTS
英題 IN THE FADE
2017年 ドイツ
【ムービープラス】

ドイツ、ハンブルグ
トルコ移民のヌーリ(ヌーマン・アジャル)と結婚したカティヤ(ダイアン・クルーガー)は一人息子・ロッコと3人で幸せに暮らしていましたが、ある日爆発事件が起き巻き込まれたヌーリとロッコが犠牲になってしまいます
人種差別主義者のドイツ人の若い男女によるテロと判明しますが、裁判で『疑わしきは罰せず』の原則に則り彼らに無罪の判決が下されます
納得できないカティヤは司法の代わりに処罰を与えようと彼らの居場所を突き止めます

カティヤの最後の決断=二度目の決断には驚きました
暴力に対しては暴力で復讐することしかできないのか
ひたすらダイアン・クルーガーを見つめつつ色々と考えさせられる作品でした
     




「バツイチは恋のはじまり」
原題 UN PLAN PARFAIT
2012年 フランス
【ムービープラス】

一族の女性に伝わる『一度目の結婚は失敗する』というジンクスを破るため本命の恋人・ピエール(ロベール・プラニョル)との結婚を前にバツイチになろうと奮闘する女性・イザベル(ダイアン・クルーガー)の姿を描くラブコメです
ジンクス破りの犠牲者として狙われたのはお調子者の雑誌編集者ジャン=イヴ(ダニー・ブーン)
イザベルの計画ではジャン=イヴと結婚後、即離婚、そして無事ピエールと二度目の結婚をし幸せに暮らす、はずだったのですが…

「女は二度決断する」のダイアン・クルーガーとは全く別人格で驚かされるばかり
そして騙されるジャン=イヴのダニー・ブーンが芸達者で楽しかったです
調べましたらフランスでは人気のコメディアンとのこと、納得です

何だかんだで皆ハッピーになれたようで目出度し目出度し(*^_^*)
楽しい作品でした
     



「美しい人妻」
原題 RENDEZ -VOUS
2015年 オランダ
【シネフィルWOWOW】

オランダからフランスの田舎に引っ越してきた一家
人妻・シモーヌ(ルス・ハーフェコート)が家の改修工事にやってきた美しく魅力的な青年・ミシェル(ピエール・ブーランジェ)に惹かれ関係を重ねてしまい身籠る、という不倫のお話し

シモーヌの夫・エリック(マーク・ファン・エーウェン)が好人物だけれどお人よしで騙されやすいタイプってのがねぇ…
最初からシモーヌが母親から相続した土地が狙われていたのは見え見え
ミシェルの色仕掛けにあえなく陥落したシモーヌは、それが罠と知り…
でもミシェルにシモーヌへの愛情があったらしいことは分かるのでそこが救いだったかもしれません

不倫に走る気持ちは分からなくはないけれどほどほどに…ですネ
     





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2 コメント

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しずくさん (こに)
2020-06-30 07:55:40
初めまして。
訪問&コメントありがとうございます。
本当に息苦しい映画でしたね。親族の間でも人種間の隔絶が見えてきたり、切なかったです。
何をどうするのがベストなのか、頭を抱えたくなりました。
返信する
todoさん繋がりでお邪魔しています (しずく)
2020-06-29 11:18:19
いきなりのコメントで失礼します。
「女は二度決断する」を昨年の夏に観ています。息苦しい思いで鑑賞したのを思い出し、ついコメントまで書いてしまいました。
私の感想をURLに残しましたが、読んでもらえれば幸いです。
返信する

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