文楽協会創立60周年記念 人形浄瑠璃「文楽」
昼の部
名古屋市芸術創造センター
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義経千本桜
椎の木の段
すしやの段
以前にも鑑賞したことのある演目です
けれど細かいところは忘れていて初見と同じ
ごく簡単にいえば
すしやの悪党息子が心を入れ替えようと自分の家族を犠牲にして平家嫡流の平維盛とその家族を救うというお話
すしやの段のクライマックスは太夫(豊竹希太夫)の熱演も相まって観客全員が息を呑むように舞台を見つめていました
太夫、三味線、人形、Gマークによる字幕
あちこち観るのに忙しかったです
悔やまれるのはオペラグラスを忘れたこと
高田郁さんの「あきない世傳 金と銀」シリーズを読んでいるところで
人形の衣装に主人公の呉服屋が反物を提供するというところがありまして
人形の衣装を細かく観たいと思っていたのに…
何で忘れるかなぁ~
なミスが増えた今日この頃でありますが
見事な舞台にホクホクした気持ちになりました
終演後、外で見かけた白人男性
独りだったようですがその表情からも満ち足りたものが窺えました
年に一度は観たい文楽
大阪・国立文楽劇場に行きたいと思いつつなかなか…です
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