名古屋城夢つくり狂言会【昼の部】
名古屋能楽堂

平成30年全体公開を目指して復元中の名古屋城本丸御殿
その意義を市民に理解してもらおうと企画された公演です

名古屋開府記念狂言
「轍」
1614年、家康の命により行われた清州越しを題材にしています
名古屋弁が混じったり、環境問題に言及したり
清州城に行きたくなりました
名古屋城本丸御殿復元記念狂言
「夢つくり」
かつて戦で焼けた御殿の復元を夢に見た大名が、これを正夢にしようと太郎冠者を呼び出します
山伏の祈禱の結果、往時そのままの御殿が目前に現れますが…
休憩
本日のお目当ては野村萬斎さんの
特別上演
「悪太郎」
乱暴者の悪太郎は酒を飲むことを非難する伯父を脅かしてやろうと薙刀を持って出かけていきます
伯父の家でも散々酒を飲み、帰る途中道端で寝込んでしまう悪太郎
後をつけてきた伯父は懲らしめてやろうと一計を案じます
狂言らしい笑い溢れる演目です

席は正面席のまたほぼ正面、前から2列目
万作の会となればチケット入手も難しいですが
今回の会は余裕でした
夜の部は地元の小学生が多く出演する演目「冥加さらえ」と萬斎さんの「棒縛」
昼の部は空席が目立ちましたが夜の部は活況を呈したことでしょう
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