ちくまプリマー新書
2022年4月 初版第一刷発行
143頁
ちくまプリマー新書デザイン400冊目記念の書下ろし作
200冊目、300冊目に続き400冊目もやはり吉田篤弘さんでした
小説家の「ぼく」は、自分の描いた物語の中にある町「月舟町」に赴き、おなじみの登場人物たちと語り合う
主題は「物語とはなんだろう」
対話で深まる、ひと味違う物語論
吉田篤弘さんの宝物を教えていただいた感じでほどよい緊張感と抜け感が良いです
自分も月舟町にいて「ぼく」と登場人物たちの姿を間近で見聞きしているようでした
本書を楽しむには、月舟町シリーズ三部作+番外編は必須です
本書のみでは面白さ半減どころかゼロです
さらには映画「つむじ風食堂の夜」も鑑賞済みなら言うことなし
是非とも!
あとがきの最後
『次は彼らの物語を書いてみたいと思っています』
シリーズ続編ありでしょうか?!
続編期待ですね。
続編、熱望します!