新潮文庫
2006年8月 発行
2013年12月 5刷
解説・藤野千夜
270頁
映画の口直しと思って読みました
映画では描ききれなかった、もしくは描こうとしなかった?
ニシノユキヒコが描かれています
深い、です
筋金入りの女たらし
それも意識しているのかいないのか
僕はそういう人間なのだ、という開き直り
そういう男に出くわしてしまい、恋に落ちる女性たち
中学生の時の姉の死を引きずり
ちんと人を愛することが出来ないと嘯く男
切なさはわかります
自分の実生活とはかけ離れた部分が多いのですが、離れすぎていればそれはそれで割り切って読むことも出来ましょうが微妙に近しいところもあったりして、正直疲れる物語でした
映画よりは良かった、です(^_-)
ただ、マイルームの本棚には入らない1冊です
僕も原作未読で映画で不満たらたらの一人でした(笑)
映画よりは良かったのですね(笑)?
僕も時間があれば、原作を“お口直し”に
読んでみようかな(笑)?
とりあえず立ち読みでも良いかも。
川上作品、初の古本屋さん行きになりそうデス。
私はニシノユキヒコとの恋愛で女性たちが自信を持ち、成長していく物語ととらえて、さほど嫌いではありません。
映画の視点は良くはわかりませんが、まあ、見なくてよかったのかも。
映画は、まぁ見なくても…でしょうねぇ。
(^_^;)