ピエタ
穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
18世紀のヴェネツィア
作曲家ヴィヴァルディは孤児を養育するピエタ慈善院で〈合奏・合唱の娘たち〉を指導していました
時は経ち、かつての教え子エミーリアのもとに恩師の訃報が届きます
そして一枚の楽譜の謎に、ヴィヴァルディに縁のある、ピエタで育ち、ピエタで働くエミーリア(小泉今日子)、貴族の娘ヴェロニカ(石田ひかり)、高級娼婦のクラウディア(峯村リエ)たちが導かれていきます
清廉で高潔な魂を持った女性たちの身分や立場を超えた交流と絆を描きます
主人公エミーリアを演じる小泉今日子さんが読売新聞の読書委員時代に原作を読んで、映像化できたら…と長年温め続けてきた作品だそうです
小泉今日子さん、すごい小顔で遠目にもホント可愛らしい
石田ひかりさんも満面の笑みがぴったりで華やか
峯村リエさんは流石の貫禄でした
原作を忘れている箇所もあって「そうだったかな~」なんて場面もありましたが、ラストへの盛り上がりは観客席も一緒に感動の渦に、って感じで興奮しました
コロナ前にある程度出来上がっていたのが中止になりようやく2023年初演となったそうです
いつ以来か
全く思い出せないくらい久しぶりの観劇で、きちんと最後まで観ていられるか心配もありましたけど大丈夫でした
勿論、原作の良さがあってこそ、です
ヴァイオリン生演奏もありました。
素晴らしかったです!
出来るなら47都道府県全てを回って欲しいです。
原作本の販売がありましたけど読んでない人が来るかなぁ?