三毛にゃんこごくろうさん

日々のよしなしごとを・・・

ハナちゃん

2015年04月06日 12時00分00秒 | 猫のこと
「猫びより」を読んだことのある方はご存知かも、の、




松本英子さんちの、ハナちゃん





絵柄が、こんな感じなんで、

猫マンガ好きにもいろいろ好き嫌い分かれるかもしれませんが、

私は好きなマンガです。



ハナちゃん、この本の最初の方ですでに高齢猫。

じんわりと老いていく愛猫のお話になっています。



高齢になるまでずっと一人っ子だったハナちゃんに、

いろいろ事情があって、子猫の弟分ができたりして。

この弟分の命名に纏わるエピソードが、

うちの坊ちゃんと似ていて、他人とは思えないのですが(笑)



この猫マンガ、猫が喋りません(←当たり前だけど)

なので、客観的に、「猫を飼うこと」のお話です。



わがままで、怒りんぼうで、

気が向いたら甘えてくる、

「典型的な猫」のハナちゃん。


そんな、勢いのあったハナちゃんも、

よる年波には勝てず、

だんだん丸くなってくる、

遠くへ出かけるのを止める、

時々食欲が無くなり、

いつも寝ていて、

弟分に「シャー!」言わない、

作者が声を掛けても気付かなくなり(耳が遠くなった)、

だけど、病院へ行くのはストレスだから、

と、家で穏やかに余生を過ごし始めるところなんか、

もう、泣けてくる・・・



そして、作者がお見舞いに行くと、

ちょっと元気そうで、

実家のお母さんも「最近調子いいのよ」と言ってくれた、

その直後、急に危篤となってしまったハナちゃん。

作者が駆けつけた時には、

「見るからに、もうダメだと分かった」

ハナちゃんにたくさんたくさん話しかけてあげて・・・




うええええええぇぇぇぇぇ・・・(←読みながら号泣)




実は、作者の松本さん、ハナちゃんと最期まで一緒に暮らしているわけではなく、

途中で実家を出たため、「実家の猫」という、

少し距離のある関係でした。

そういったところからか、

ちょっと客観的というか、すこしだけドライに描かれているようにも感じます。

とはいえ、喪失感は相当なものですが、

お母さんと共有できたことで、少しずつ癒されていく感じが、

読んでいて、ほっとしました。


19歳の大往生、

最期まで家族(と、読者のみんな)に愛されて、

幸せだったかな、ハナちゃん。


コメント (2)
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