
ちゃいちゃい

やっと行けたよ、「もしも猫展」。来週で終わるので今週のうちに駆け込み

いやー楽しかった
国芳に限らず、明治時代の猫もいろいろ。浮世絵からコドモ向けの遊びの絵まで、猫やカエルやスズメやウサギや・・・いろんな擬人化がテーマ。
ちょっと前にチコちゃんでやってた「善玉悪玉」の草子も展示されていて、
小さく書き込まれた字までは読めないけれど読めないなりに観ていて楽しい展示でした。
中でも、国芳と山東京伝が制作した「朧月猫草子」全7作、猫の「おこまちゃん」の大冒険(?)が綴られていて、
(いや、読めないけど、内容の解説であらすじが貼ってあった)
予想外の展開に、展示室でマジで笑ったww
今ちょうど「べらぼう」でやってる蔦重の「貸本業」、そりゃお嬢様方が楽しみに待ってるのが分かるわ。
今読んでも面白いんじゃないの?って思ったら、現代語訳で出版されてました。(中古だったわ。復刊して欲しい)
擬人化の元になったのは、昔から日本のココロに根付く「付喪神」の考え方。なるほどなるほど、日本人の「マンガ好き」のルーツはここかも、って思ったり。
今回の展示にちょっとした予備知識があったのは、「べらぼう」もそうだし、「鬼灯の冷徹」のおかげでもある。
あれを読んでいたおかげで、「あー、そういうことか」と、腑に落ちるところもあり、ためになるわね、としみじみ思いましたさ。
やっぱすごいわ、鬼灯様。(いや、すごいのは江口夏実さんか)
さて、展示を楽しんだ後、家のヒトがちょっと休憩したい、というので、館内の喫茶店を覗いたところ、

にゃ!!!
ここで休憩するしかないじゃない。
とは言え、まだ朝早かったので、さすがに猫カレーの方は食べられなかったんだけど、

猫ドリンク、マドレーヌ付き、コーヒーでいただきました
ちょっと「熊」っぽいけどww
後から入ってきたお客さんは、猫カレーを注文していた。
朝10時からカレーかよ。・・・でも羨ましい・・・・
巡回展としては終わりの方なのか、公式図録が売り切れてたのが残念ですが、
楽しかった。こういうのは何回でもやって欲しい。
国芳、人気あると思うし、またやって欲しいですねぇ。