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大あくびのあと
今日は日曜と祝日の谷間だったので、休暇を取って連休に。
せっかくなので、いつも混んでる眼科に定期健診に行きまして。
歳を取れば血圧も上がるし、眼も悪くなりますわね。
眼科の専門医で医師は何人も常駐していて、予約しても何時間もかかるような病院なので朝いちの受付開始とともに参上。
診察の時間までは1時間以上あるけれど、外に出ると寒いし、何より瞳孔を開かせる目薬を点すので眩しくて日の当たるところに出られない。
ぼんやりとしか見えないので、スマホも見えないし、本の字も読めない。
ひたすら、2時間近く何もせずにじっと待つ。ただ待つ。ひたすら待つ。
退屈過ぎて、待合室の壁に貼られたポスターをぼんやりした目で読んでみたりして。
(こういうの、椎名誠の小説にあったな。活字中毒が味噌蔵に幽閉されて、読むものがないので倉庫の中の食品のラベルを読むってやつ)
スマホでラジオでも聞きたいところだけど、イヤホンを付けていては呼び出しの声が聞こえない。
待っているうちに待合室も人であふれかえってきた。
一人で来ている人が多いので、基本、みんな無言なのだけど、たまに、たまたま居合わせた知り合いと会話が弾むご老体なんかが居たりする。
とある爺さんが「白内障の手術したが、よく見えたのは最初の二年くらいだった」という話をしているのを3回聞いた。
待合室は口コミの宝庫かも知れない。
そして、2時間待ってやっと招き入れられた診察室では、
特に治療が必要なところは無いが、年齢的に若干の白内障の傾向もみられるし、視力の低下、強度の乱視、高齢化による老眼、のトリプルパンチなので、
早めに白内障の手術をすれば視力が回復するよ、というアドバイスを受ける。
さっきの「二年しかもたなかった」という爺さんの話を思い出し、
「あーそうですねー」と気のない返事をしてしまうのであった・・・
(あくまで個人の感想です)