三毛にゃんこごくろうさん

日々のよしなしごとを・・・

このあたりの者でござる

2015年09月15日 12時00分00秒 | あれこれ
去年、香川照之見たさに歌舞伎を観に行き、

先週末、






野村萬斎見たさに狂言を観に行く







ええ、ミーハーです(笑)





いやいや、でもね、

面白かったわ~~~~



歌舞伎と同じ日本の伝統芸能だけど、

歌舞伎とは対極になる「芝居」って感じでした。

そして、マジ、笑った。

伝統芸能(←クドい)で、心の底から笑えるという、

狂言とはそういうものだ、とは常々聞いていたけれど、

なるほど、よーく分かりました。



何と言いましょうか、

日本人の笑いの原点、といより、

「日本のコント」のすべてがそこにありましたよ。


嘘じゃないよ。

これ、ドリフのコント、そのまんまだったよ。



「しむら~~~~後うしろ~~~!」

のルーツだよ。


お客さんを笑わせて、

メイク(くま取り)もなく、すっぴんで、

華美な衣装もなく、

今風のヘアスタイルだったりする登場人物もいて、

そして、セットは「板」と「金屏風」だけ。

芝居の題材は、バカバカしくも面白い。

だけど役者のみなさんのセリフ回しや動きは、

見ていて「ふおお~~~!」と声が出てしまうほど、躍動感あり。


歌舞伎の面白さとは違う、

でも、なんかすごく楽しくて、感動した、ほんと。



出し物は「蝸牛(かたつむり)」と「六地蔵」という、

タイトルは何となく耳にしたことのある、狂言の王道。

上演時間はだいたい1時間40分くらいなのですが、

始めの30分くらいを使って、

野村萬斎さんご本人が、狂言初心者の方のための、

「狂言の観方」をがっつりとレクチャしてくれ、

「おおお~テレビで観る人だわー」という楽しみと同時に、

初めてでも分かる「狂言のお作法」がとても分かり易かったです。

(逆に、これがないと、一部「????」になってしまうポイントもあるのですが)



また行きたいですわ。

また来てくれんかのぅ~と思うのだった。

狂言、野村萬斎さんのようなメジャーな人が引っ張っている感もあるけれど、

いやはや、面白い。




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