土曜日、授業が午前で終わると、
(当時は週休二日では無かった)
家で観るテレビは、「独占!女の60分」か、
「吉本新喜劇」、だ。
目新しいネタがあるわけでなく、
台本はいつも新しくなるのだけど、パターンは所謂、「お約束」。
最近の座長だと、スチ子が例のアレを手にすると、
「来た来た来たー!」とテレビの前で前のめりになって、「その時」を待つ。
そして、満を持して、笑う。
そんな土曜の昼下がりを過ごした関西の子供にとって(大阪より西、か)、
「よしもと」は別格の「芸能」なのだ。
そして、今、「お笑い」の代名詞にも関わらず、
全く笑えない状況になっている。
まだ、今の地位を確立したベテランはまだマシで、
さあ、今からだ、という若手にとっては、死活問題になるかもしれない。
あんな中途半端な、ぐだぐだな会見をやられては、
もう、「お笑い」全体が、商売あがったり、だ。
もちろん、犯罪者からギャラをもらったことは笑い事ではないし、
きっちり落とし前をつけないといけないことだけど、
そっから先は、会社の中のただの内紛じゃないの?
その話は、
むしろ、振り切って、体を張った渾身の、いや、捨て身のギャグでもかまして、
記者やレポーターをドッカンドッカン笑わせれば?
もうね、あれだよ、記者の肩が思わず震えるようなやつ。
「文春、アウト~~~!」でで~~~ん
と舞台の袖から屈強なオトコ達がバットを手に登場するくらいの。
上層部一丸となって「バカ」に徹すれば。
だってねぇ、ここまで陰湿な感じになっちゃうと、
芸人さんの謹慎が解けてまたテレビに戻ってきても、
どの時点から笑っていいのか、分からんのだ。
復帰する意味が無いじゃないの。
処分を撤回する、というのであれば、
彼らが戻ってくる花道を用意してやるくらいのキレを見せて欲しいよ。
不謹慎かなぁ。
観てる人にガチで「えぇぇ・・・」とドン引きされるくらいなら、
「何やそれ、ふざけやがって」とか、いつか「あん時の記者会見は・・・」とかツッコめる方が未来があるような気がするんだけどな。
ちなみに1位は、松本興業です
…まだないけどもさ
さて、どうオチを着けるのだか。