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Maeda Niina BLOG

バレエ協会とわたしの初舞台

2013年05月04日 10時36分10秒 | クラス/ワークショップ2013
昨日オーディション情報を載せました公演を主催するのは、「日本バレエ協会」。

私が16歳で初めてお金を頂いて立った「初舞台」は、日本バレエ協会の公演でした。
子供の頃からバレエをやって来て、通っているスタジオ以外で初めて自分への評価を聞ける機会だったし、
自分自身でも自分を位置づけて評価したりした。
わたし、こんなもんなの?、とか、この世界で行けるかも知れない!、とか。

私が最初に師事した故・堀本卓矢先生はオペラ出身の創作バレエ振付家で芸術祭賞なんかも受賞されていた方でしたから、かつて日本バレエ協会の「日本バレエフェスティバル」(今度の“クレアシオン”の前身)や「全国合同バレエの夕べ」などで作品を出しており、私も随分参加して、協会の大先生方や先輩方に顔を覚えて頂いていたのでした。
その後も新国立劇場に入団するまで、谷バレエ団での経験とともにバレエ協会で沢山の経験をしました。
新国立劇場から離れてからも、また何度も出演の機会を頂きました。
そして時は経ち、、、
今度はバレエ協会の公演でバレエミストレス(古典作品の振付補佐)をする立場になり、、、
そして今度は作品を発表させて頂くことになった。
光栄なことです。
絶対に良いものを創る!!
今の私には舞台作品として伝えたい事があり、サポートしてくれる仲間がいる。
なんと幸運なことなんだろう。


バレエ協会は歴史が古いゆえに、本当にたくさんの人々が関わり、皆それぞれ様々な想いがあります。
先人の方々の想いを受け継ぎながら、いま、求められていることを冷静に見据えて、取り組みたいと思います。
ダンサーとして参加してみようという方にとっては、踊りたい、と思う気持ち、そしてそこに体を投げ出してみる事さえ出来たら、必ずかけがえのない経験と、未来への繋がりのチャンスだと思います。
あ、勧誘ではないですよ。

ダンサー、そして未来のダンサーに、ぜひ挑戦して欲しいと思う、それだけです。
今度の「クレアシオン」は4作品のチャンスがあります。
興味のあるものに是非応募してみてください!!