DCD―1610で、2013年製造のCDを聴いていたら、何故か音の出が普通ではない。
高域低域は出るのだが、中域が足りない。
歌声曲をボーカル無しで聴いている感じだ。
最初はハード面の故障を疑ったが、このCDを掛けるのはこの機体では初めてだと気付いた。
ひょっとしたらレザーピックアップが対応仕切れていないのかも知れない。
1980年代から生産されたCDは収録時間70分前後だ。
それが1990年代から高機能なCDが登場し、収録時間が増やされた。
恐らく90分にまで増やされているのだろう。
そうなるとデータ刻印の幅や間隔が狭くなる。
ピントがズレたレザーピックアップだと拾えなくなる情報が発生する。
1610の物足りない音の正体はこれだったのだ。
1610の名誉を取り戻す為に、同時代のCDを掛けて音を確認した。
現代技術のCDとは音の出方に派手さは無いが、全域に対して再生されている。
問題無し。
再マスタリングされたCDね〜。
同タイトルを複数手元に置いて置くのは良いが、何か音創りが軽いんだよね。
やはり情報刻印の幅が狭いからかな?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます