NPO法人東京海難救助隊パトロール艇(救助船)はばたきブログ

発航前の点検・見張りの徹底・ライフジャケットの常時着用・連絡手段の確保
海の安全運動(7月1日~8月31日)

9月の船舶海難発生状況(2019)について

2019-10-13 11:25:50 | 海の安全情報


海の航行安全リーフレット拡大できます。

 

2019/10/10 17:30 発表
●船舶海難発生状況概要
9月に第三管区保安本部管内で発生した船舶海難の発生状況(速報値)は以下のとおりでした。
・船舶海難の発生隻数は44隻(昨年比22隻)でした。
・小型船舶(20トン未満のプレジャーボート、、漁船、遊漁船)による海難が18隻(昨年比1隻減)でした。
・発生隻数のうち、41%小型船舶(20トン未満のプレジャーボート、漁船、遊漁船)でした。
●船舶海難内訳
・海難種類別発生隻数 運航不能21隻(機関故障6隻、有人漂流5隻、走錨4隻、舵故障・燃料欠乏各1隻)、衝突13隻、乗揚4隻、浸水3隻、単独衝突2隻、転覆1隻、
・選手別発生隻数 プレジャーボート、11隻(20トン未満11隻)、その他10隻、貨物船7隻、漁船6隻(20トン未満6隻)タンカー5隻、作業船・遊漁船1隻(20トン未満1隻)

運航者の皆様におかれましたては、、
①目視やレーダー等を活用した常時見張りの徹底
②海図やGPS等による船位の確認
③発航前点検(燃料、バッテリー、エンジンオイル・冷却水船外機の取付状況の確認等)
④万が一の故障に備え、救助支援者の確保
⑤最新の気象情報(海の安全情報)を実施し引続き安全運航に努めていただきますようお願いいたします

この他、海上保安庁ではウォーターアクテビティ(水辺でのレジャー活動)を安全に楽しむための事故防止に役立つ情報を、総合安全情報サイト「ウオーターセーフティガイド」に掲載しておりますので、是非ご活用下さい
これらの安全情報は第三管区海上保安本部より提供されております。

安全情報リーフレット提供 東京海上保安部航行安全課

公益社団法人関東小型船安全協会・東京支部海上安全指導員

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