造影剤なしで6回(年)目。
大分気が楽である。
造影剤があると、検査の1時間前までに血液検査が必要で、
二回、注射を打たれる。拘束時間も長い。
検査予約の30分前までに受付しないといけないが、
今日もその30分前に到着し、少し院内を見回って、
待合のロッカーに、腕時計を外して手荷物を入れ、
以前は常備のサンダルに履き替えていたが、
コロナ禍の4年前から、サンダルがなくなり、靴のままだ。
「検査している間は、顔は動かさないで」
今日もマスクしたままで、
朝一番の枠で、8時前に病院に到着。
受付開始が8:30なので、院内を探索した。
大分変わり、昨年の探索では把握できなかった。
診察室に入ると、挨拶の後、
「全体的に大変だったことはないか」
と聞かれ、母を看取った話は関係がないのでせず、
「顔面麻痺が相変わらず大変だった」
と言うと、マスクを外して、イーやウーを言わされた。
これをやると、すごく顔が歪み麻痺がわかる。
治しようがないから、先生も特に言いようがなかった。
MR検査の結果は、
「昨年と変わりない。再発していない。
新しく何かできたことはない」
「昨年は、何かあるが腫瘍ではないかなと言われた」
と言うと、
「以前から写ってくるものがあるが、
大きくなってきているとかないから、
手術でできた何かだと思う。
症状が出る、痛みが出ているとかないし、
基本的に良性なので、心配要らない。」
「頭痛はしないか」
とも聞かれ、
「この一年間で一度しかしない」
と答えると、
「それはいいことだ」と。
「腫瘍の他は大丈夫か、認知症がないか」
聞くと、
「脳梗塞、脳出血もない、年齢なりで大丈夫。
脳腫瘍と、脳卒中、脳梗塞は別物だ」と。
「また1年後の検査でいい、
症状が出てきたら早めに来るが、
今の所、大丈夫。造影剤は使わなくて大丈夫」
と言われた。
「MR検査の時に金属が入っていないか聞かれる、
他の病院でMR検査を受ける時に聞かれたら、
どう答えればいいか」聞くと、
「MRを撮っても大丈夫」
と。前の執刀医も同じ答えだったが、
他病院の検査技師さんには、「大丈夫」ではなく、
具体的に答えたいのですが。
帰りに病院玄関のY吉像の、頭部右側
(失聴した耳や、麻痺している顔面)を
「良くなれ、良くなれーーー!」
と念を込めてベッタベタに触りまくった。
コロナ禍だが、後で手を洗えばいいから…