トウ立ちしたコリアンダー。
最初は刻んで食べていたが、だんだん葉も茎も硬くなってきたので加熱して食べることにした。
まず卵焼き
豆を煮たのにぶちこむ。いい具合に柔らかくなった。
ねぎやワイルドガーリックがどっさりとれた時は韓国風お焼き作ったのだけれど、コリアンダーでもできるかな??
…私がソウルに住んでいたころはコリアンダーは普通の食材ではなかったので、韓国料理とコリアンダーというのは考えたことが全くない組み合わせだ。
ちょっとチャイブ(西洋あさつき)も加えて焼いてみる。
カリッとしておいしい!タレがごま油としょうゆ、酢だったので韓国色が強いものができた。
でもこんなもの韓国の人は食べないよね、と思って検索したら何とコリアンダーのチヂミがいくつかヒットした。コスジョンというらしい。コリアンダーは韓国語で「コス」っていうのか!漢字語だろうか?
でも、さらに検索すると韓国人は一般的にコリアンダーが嫌いらしいことがわかった。「洗剤が入っているみたいな味」と思う人が多いという。
今度はタイっぽい味付けにしてみよう。
タイだと卵焼きや揚げ物にちょっと甘いチリソース(シラチャーソースっぽいものや透き通ったスウィートチリソースなど)をかけることが多いが、もうちょっとさっぱりしたものにしようと思って思い出したのが青いマンゴーのソース「ヤム・マムアン」。フィッシュソースに椰子砂糖、唐辛子、タマリンドソースをまぜ、コリアンダーと玉ねぎの薄切りや揚げたカシューナッツなどといっしょに酸っぱいマンゴーで合えたもの。昔はよく揚げた魚などにこれがかかっていたが、数年前にタイに行ったとき青いパパイヤを揚げたものにこれがソースとしてかかっていたものを食べた。
…といっても、スウェーデンのイナカに青いマンゴーがあるはずもないので、代わりになる酸っぱいものを探さなければ…
酸っぱいと言ってすぐ思いつくのは生のルバーブだが、ルバーブのクセのある香りがちょっと合わないかも…
それならグースベリーがいいかも。もう熟していたら酸っぱくないしやわらかいからアウトだが…と見に行くと
まだ硬かった!これを使おう。ナンプラーと唐辛子、玉ねぎの薄切り、砂糖をまぜてタイ風ソースを作る。普通はコリアンダーが入っているけれど
省略。
コリアンダーは揚げてみたかったが、イナカで油の処理をするのが面倒だったのでまた同じように小麦粉と片栗粉と水をまぜたタネで焼く。
グースベリーのソースも相性ばっちり。やっぱりパクチーにはごま油よりナンプラーだなあ。