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湘南藤沢鵠沼海岸の設計事務所ミナトデザインのミナトによるブログ

ビートルの暖房

2009-01-18 | 空冷ワーゲン
空冷のワーゲンはちょっと変わった暖房のシステムをもっています。
エンジンの排気熱を暖房に使います。それじゃあ死んでしまうって?
排気ガスを直接室内に引き込むわけではありません!
排気管の途中に「ヒートエクスチェンジャー」という熱交換器がついていてそこで新鮮な空気に熱を伝えているのです。

その暖まった空気はどうやって送り出すのか。モーターでファンを回す?
いえ。ビートルは空冷のエンジンなのでオーバーヒートしないように大きなファンを使って強制的に風を当て冷却しています。(強制空冷ですね)その風を使って空気を室内まで引き込みます。電気いらずです。
素晴らしいシステムです!が、僕のビートルはメキシコ生まれ。そのせいか熱交換機がただの筒!熱交換してくれません。寒いんです。
そこで中にちゃんと羽の付いたヒートエクスチェンジャーに交換することにしました。

鳥?、犬?、タツノオトシゴ? こんな格好の部品です。

メキシコは羽無しのストレートパイプ

ドイツ物は羽根付きで明らかな違いがあります。
交換後は大分暖かになりました。\(^O^)/
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3 Comments

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Unknown (AKi)
2009-01-18 18:25:39
そりゃあ今まで...寒かった事でしょう(笑)

でも...地域による仕様が、こういうところにまで
あるとは思わなかった!?

 
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そうなんだー (マー)
2009-01-18 20:57:53
全然知りませんでした。ポルシェもそううなんですかね??
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動いていないと寒い (ヒロ)
2009-01-20 09:33:37
Akiさん

地域性か国民性か?
うん両方のような気がする!

マーさん

そのようです。
でもエンジンの回転が上がっていないと暖かい風が来ないんです。
電動ファンで強制的に風を送る装置なんていうものもあります。
それでもダメな場合は燃焼式ヒーター(ガソリンを燃やす)を搭載している人もいます。
こちらはエンジンをかけていなくても暖かくなりますのでご機嫌のようです。
スキーに出かけたときなどは欲しいアイテムですね。
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