7月15日宵の口
道の駅ひがしかわ道草館は、市街地にある道の駅である。
こんな道の駅の特徴として、夜間でも車の往来が多く、静けさに欠けるという欠点がある。
長旅の疲れを癒すという意味では、大きなマイナスポイントと言っていいだろう。
だがしかしである。
そんな弱点さえも吹き飛ばす、大きなお楽しみがあるのも事実だ。
それは、、、、
真ん前に寿司屋があるのだ。
ワーイ
「へい、らっしゃい!」
「えーとね、取り敢えず生ね。」
先ずは、
ゴクゴク
「刺し盛りお待ち。」
ウヒヒ
こんな内陸で刺身を食えるとは、流通の発達に乾杯だ!
大将、冷酒頂戴。
「葱と山ワサビの冷奴です。」
前回の北海道旅行で何が美味かったかと言うと、海鮮でもラーメンでもなく、この山ワサビが無類に気に入った。
薬味として最強なのだ。
海老と蓮根のはさみ揚げ。
「お客さん、辛口がお好きなんですか?地酒で若蔵(わかぞう)てのがあるけど、飲んでみます?」
「飲んでみます。」
では。
グビリ
大将の言う通り、まずまず辛口に仕上がっている。
「美味しかね。スッキリしとるね。」
「若い酒職人たちが、頑張って作ってるんですよ。」
「ああ。で、若蔵(わかぞう)ね。」
寿司ネタは北寄とボタン海老に好物の鯖。
「うーい、酔っぱらってきたぜ。ぼちぼち帰るわ。目の前に。」(私)
「へ?」(大将)
16日早朝、この記事を書いている。
これから大雪山旭岳だ。
晴れると良いな。