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Tシャツとサンダルの候

鰻ったら鰻なのだ

記録的な豪雨により、甚大な被害に見舞われた久留米にも、ようやく晴れ間が戻ってきた。



早速、阿蘇か九重にお出かけ、、、と行きたいのは山々だが、

今少し、様子を見た方が良さそうだ。

ならば、


「鰻だ。」

「えっ、何で!」

「鰻ったら鰻だ。ひとっ走りするぞ。」



ブイーーーン




はい、到着。




「ごめん下さーい。」

「はーい。」



お昼には少し時間が早いせいか、割と空いている。

ラッキー



「お待たせしました。せいろ蒸し定食でーす。」


肝吸いを露払い、うざく酢を太刀持ちに従え(漬物と豆腐の立場はどうなる!)、

せいろ蒸し、堂々の登場である。



このビジュアル!

久しぶりすぎて、危うく過呼吸になりそうだ。



呼吸を整えて、

肝吸いを、


ズズズ


そして、いよいよ・・・



いやいや、慌てちゃいけない。

次はうざく酢の番だ。

私は本命を最後に残すタイプなのだ。




そしてそして、


真打ち登場だ。


鰻を持ち上げて、ガブリ。

タレの染みこんだご飯を、ガツガツ。



ご馳走様でした。




追伸

家に帰り着いても、Tシャツから仄かに鰻の匂いがする。

数日間、このまま着続けようと心に決めた。

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