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Tシャツとサンダルの候

マリモのある風景



我が家の仏壇の脇には、こんなものが置かれている。



水を満たしたプラスティック容器に、無造作に放り込まれているのは・・・




去年の北海道旅行の際、阿寒湖の土産物屋で、500円で売られていたマリモである。

実際には、阿寒湖のマリモは採取は禁じられている筈で、どこか別の場所から採取した糸状藻を丸めただけの物のようだが。



それでも半年以上たった今、活発に光合成を行っており、容器の内側は、マリモから発せられた気泡がびっしりである。



買って来て以来、初めてサイズを測ってみた。

マリモは大小合わせて三つ入っている。



一番大きいやつで直径が17~18㎜。




中で14㎜、小で12㎜程度だ。



4~5日に一度、水を総入れ替えしている。

売店のオバサンが言うには、


「カルキとか抜かなくていいよ。直接水道の水を入れればいいだべさ。」

「ふーん、そんだけ?他に気を付ける事は?」

「直射日光はダメ。家で一番涼しい場所に置いといて。」


誠に手間いらずである。

半年後、どのくらい大きくなっているのか楽しみだ。

尤も、マリモの成長は殊の外遅く、年に数ミリ程度だそうだ。

従って、見た目で分かるような変化は、期待でき・・・




💡


今、良い考えが浮かんだ。

どうせ人為的に丸められたマリモもどきなのだ。

それぞれを一度解体して、三つを一つに合体させて、一気に巨大化させるってのは?



「な、名案じゃろ?」(私)

「止めんか!!」(家内)

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