西日本湯旅

西日本限定ですが、バイクや車で結構まめに温泉巡ってます。

高知県の温泉・木の香温泉

2007年12月15日 | 高知県の温泉
木の香温泉
「うちぬき水」で有名な愛媛県西条市と
「土佐和紙」で名高い高知県いの町を結ぶ山岳国道194号。

その県境、寒風山トンネル(全長5432m)の高知県側口から
すぐの所にある「道の駅・木の香温泉」

西日本最高峰・石鎚山や瓶ケ森、寒風山、
吉野川源流地点への山岳ハイキングや
日本初の毛鉤釣(フライフィッシング)専用河川となった中野川も近く
登山・渓流釣の基地としても知られてます。

[玄関上の木製看板]

謳い文句は「木の温もりに包まれた宿」
別棟コテージで宿泊も可です。


[脱衣所入口]

湯のれんではなく男女色違いドア

[カラフルなロッカー]

ウッディな造りと若干違和感が...

[浴室入口から]

まずは塩素臭が鼻を突きます。

[照明を落した内湯]

写真左の水風呂の底には「青河石」と呼ばれる
緑色の美しい石が沈められています。
この水風呂が半端じゃなく冷たいんです。
サウナは大きめで20人くらいは入れそう。

[内湯から露天を望む]

浴室山側は全面ガラスて開放感あり。

[露天デッキから笹ケ峰山系が]

12月上旬だというのに紅葉はまだ。
露天風呂には湯の華か湯垢か分らない白い浮遊物あり、
湯噴出し口からは熱湯が...

[成分表]

お湯は無色透明無臭、これと言った特徴の無いものでした。
神経・筋肉・関節痛に良いとの表示が。

[きじカレーラーメンセット]

国道を走ってるとこの辺りの名物地産<アユ・アメゴ>や
<キジ>の看板・幟をよく見かけます。
で、浴後 隣のレストランで昼食に「きじカレーラーメンセット1200円」を頂きました。
雉ってこんな味なの???

余談ですが、
12月のこの時期、高知の山の中だというのに
無料休憩所には暖房が入ってなくて湯冷めしそうでした。
他の客も口々に「寒い、寒い」と早々に退散して行きました。
オリエントホテルグループにしては配慮の無さに少々がっかり。


木の香温泉
  高知県吾川郡いの町桑瀬255-18
  (088)869-2300
  入浴時間 AM11~PM9
  入浴料金 600円

高知県の温泉・中津渓谷ゆの森

2007年12月07日 | 高知県の温泉
中津渓谷ゆの森
今が旬、この秋イチ押しの温泉です。

高知と松山を結ぶ国道33号線から700m程山手に入った、
紅葉狩りで有名な「中津渓谷」の玄関口にある公営宿の温泉です。

[対岸からの全景]

清流「名野川」を挟んで。
建物右側の斜め屋根が浴室。


[玄関脇のプレート]

地元槙をふんだんに使用した造りになってます。

[湯のれん]

この前にマッサージ機や畳敷きの無料休憩所などもあります。

[成分表]

泉質は単純硫黄泉で引き湯。
泉源は大渡ダムの近くだと聞いた事があります。

[脱衣所]

公営施設によくある「・・・しないで下さい」の
注意書きがやたらと多いのが気になります。

[内湯]

この主浴槽と3~4人用サウナと水風呂。
この水風呂が恐ろしく冷たくて飛び出てしまいました。
渓流の清水でも使ってるんでしょうか。

[露天風呂]

今回3度目の入浴なんですが、以前の露天浴槽には
湯の華が舞い微かながら硫黄臭がしてたんですが...

レジオネラ菌対策の加熱循環・塩素消毒強化で
お湯が傷んでるんでしょうね。

公営施設だけに保健所の指導通達はごもっともで...
でもお湯の肌触りの良さ、滑らかさは健在でした。

[浴室からは紅葉が]

露天からは勿論、二方がガラス貼りの内湯からも
くっきり紅葉が眺められ贅沢な気分にしてくれます。

別棟の宿泊用コテージもあり、宿泊して山深い
四国の秋を堪能するには持って来いの温泉かも。



中津渓谷 ゆの森
  高知県吾川郡仁淀川町名野川258-1
  (0889)36-0680
  入浴時間 AM11~PM9
  入浴料金 600円