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今やググれば世界各地のご当地情報は簡単にまさぐることができる時代である。地域が違えば文化的特性が違うにが当たり前だが、実際にはその地にいってみないこともわからないことも多い。
アメリカのサイトにて、アメリカに帰化した日本人が、これから来る日本人の為に、アメリカと日本の文化の相違点に関して注意すべき10のアドバイスがまとめられていた。
つまりこのまとめは、アメリカ人が、「へー、日本とアメリカってこんな部分が違っていたんだ。」と改めて実感する為のまとめってわけだ。もちろんこれからアメリカに行く予定のある日本人にも役に立つ仕様となっている。
1.アメリカの大皿文化(ディナー・プレート)を攻略せよ
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日本では一人が複数の皿を貰い、そこにそれぞれの料理が乗せられる。時には一人につき10皿にも及ぶ献立が並ぶこともある。アメリカでは大きめのボウル、もしくは皿がテーブルの中央に置かれ、数人で食卓を囲む。この皿の事を「ディナープレート」と呼び、食事をする人はそこから好きなだけ食べ物を取ってもいいのだ。中華料理と同様である。
また、日本ではお腹が空いたからご飯を食べる、という考えが多いだろう。しかしアメリカでは食事の際、テーブルには装飾がなされ、音楽がかかり、雰囲気や場を楽しませる所から始まる。
食事は社交の場なのだ。それ故に、一度の食事に40分以上かける事も構わない。更に、テーブルの装飾(キャンドルスタンド等)は大体受け継がれているものが多く、祖母から母へ、母から子へと代々受け継がれる事が多い。これらの装飾はクリスマス等の特別行事に使われる物程、大切に保管され、高価な物が多い。
アメリカの料理は一貫性を持っていて、味を楽しむことはあまりない。素材そのものを使い、あとは砂糖、塩、胡椒、食用油、スパイス等を振り掛けるだけで、「隠し味」というものは存在しない。アメリカだけにしかない、伝統料理というものは「ハンバーガー」以外に無いだろう。そして、特に甘いもの、高脂肪や高カロリーの食事を好むのだ。
2.治安の悪い場所での服装は気を付けろ!
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日本でヒップホップな、ド派手な服を着るのはスタイリッシュだとも言われている。しかしアメリカに来るなら、そういった服を着るのは自粛したほうが良いだろう。何故なら、ストリートギャングと間違われる可能性があるからだ。
残念な事に、アメリカ全土を総合的に見るとお世辞にも治安が良いとも言えない。しかし、治安の良い場所と悪い場所の区別は明確に分けられている。それは町を見ればわかる。
治安の悪い地域では、人通りが少なく、壁には落書きがされていて、民家の窓やドアには安全の為に鉄格子が付けられている。そんな中でヒップホップを思わせる服を着たら最後、「さぁこいよ!」と注目を欲しがっているように見えるのだ。
3.アメリカの交通ルールは厳しい
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驚く事かも知れないが、アメリカの交通マナーやルールは非常に厳しいのだ。制限速度を守ったり、信号でしっかり待ったりするのは勿論の事、信号が青に変わった瞬間は「我先に」と猛スピードで発信する人はまず居ない。
4.大酒飲みは歓迎されない。むしろ飲み過ぎは恥じるべき
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アメリカでは自分がどれだけ酒に強いかを示す為に大量に酒を飲む人はない。むしろ、酒を大量の飲んで酔ってしまうという事は「自己管理が出来ていない」という事を他の人に教えているので、恥じるべき行動なのだ。
酒を浴びるように飲んでいると、アルコール中毒に向けるような「精神的に弱い人間だ」という偏見の眼差しで見られることもあるだろう。これと同様に禁煙者は重宝され、喫煙者も「自己管理の出来ない弱い人間」とみられることもある。
5.大半のアメリカ人は一週間に一度、自分の為の「時間」がある
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アメリカ人は例え生徒であろうと、社会人であろうと、主婦であろうと、平日と週末には、自分の為に使う息抜きの時間が存在する。平日には仕事等の合間を使いウォーキング、ジョギング、バイシクリング(自転車で出かける事)、テニス、ラケットボール、ボウリング、映画鑑賞、読書、ボランティア活動を行い、各々楽しい時間を過ごしている。週末には更に羽を伸ばし、自由七科(文法学、修辞学、論理学、算術、幾何、天文学、音楽の七科目)のコースを学んだり、スポーツ活動を行ったりする人も多い。
我々が知る限りでは日本には週末以外に自由な時間が少なく、平日は仕事で埋め尽くされていると聞く。
6.「皮肉」を使い方をマスターせよ。
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アメリカでは、「皮肉」を上手く使うのはコミュニケーションの上で大事なツールの一つだ。ここで一つ豆知識。両手の人差し指と中指以外の指を全て曲げて、人差し指と中指をクイックイッと第二関節で何度も曲げたり、伸ばしたりを繰り返すと「引用符(“ ”)」の意味を持つのだ。これは暗に皮肉をいう時にも使われ、「いわゆるこういう(引用符の動作)事でしょ?」という意味を込めて使われる。
7.大口を開けて笑うことは美徳。女性でもウェルカム
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女性が口元を隠さず、大口を開けて爆笑する事は好ましい事。自分が「正直」に感情表現をしている証なのだ。日本では女性が大口を開けて大爆笑する事は無礼で、口元に手を当てて、隠しながら笑う方が好ましいと思われる。
しかしアメリカでは女性は目の前で大口をあけて、大声で爆笑する。これは、アメリカでは口元を隠して小さく笑ったり、顔を背けて笑ったりする事は「内緒話で笑っている」と周囲から思われてしまう為、非常に誤解を生みやすいのだ。
8. スーパーのレジの待ち時間は友達を作る良いチャンス
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アメリカのレジの待ち時間は日本と比べると長い。アメリカ人はこういったレジの待ち時間に対して苛立ちを覚えそうなものだが、実際は温和で辛抱強い。私はこの待ち時間で何をしようか迷っていたので、列の前の人に話しかけたら思いのほか長話になったこともある。
9.アメリカの自販機はジュースの種類は少ない
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アメリカの自販機には炭酸飲料がほとんどだ。そして、コーラが最も多い。ジュースを自販機から買うつもりでも、そのジュースは大抵炭酸飲料なのだ。
私は一度オレンジジュースを飲みたくて自販機のボタンを押したのだが、出てきたのがオレンジ味の炭酸飲料だった。私は炭酸飲料が好きだ、だけど時と場合によっては鬱陶しい事この上ない。
10.楽観的な人が多くてイライラする事もあるかもね
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日本人は他人の前で失敗する事を恐れる場合が多い。何かして大きなミスをして馬鹿にされるよりも、何もせずに沈黙を続けた方が賢明かもしれない。結果、本当に何もせずに、したかった事も出来なくて苦悩する事もあるだろう。
しかし、アメリカでは大抵のミスは許される。みんな気にしないのだ。何かを間違えるのは自然な事で、失敗を恐れるよりもアメリカ人は「物は試しだ!」という精神で何でもチャレンジしていくことの方が美徳とされている。
via:10 Japanese Travel Tips for Visiting America
☆俺は、ヨーロッパ派じゃ!