パワハラ、働かない……
“モンスター社員”にダメージを与える方法
All About
2013年10月8日 07時45分
(2013年10月8日 12時15分 更新)
非常識な行動で周囲に迷惑を掛ける「モンスター社員」
[拡大写真]
いじめや嫌がらせで同僚を鬱に追いやり、
しかも働かない……最低ではないか。
では、そんな最低の「デモーニッシュ(=悪魔的)な社員」を
なぜPOPに「モンスター社員」などと名付けるのか?
なんかカッコイイ感じもしなくはないじゃないか。
だから、そういう輩が平然と社内に蔓延ってしまうのである。
すでにこのnews digでも口が酸っぱくなるほど言っているが、
もうそろそろ無駄な外来語で、あらゆる事象や
呼び名や単語を安易にすり替えるの、やめにしませんか?
コレ、正確にはキャッチーな言葉で新しいトレンドをつくり、
一儲けを企むマスコミのせい以外の何物でもないんだが、
あえて「社員」と「企業」の二択にするなら、
そういう流行り言葉を何の疑問も抱かず受け入れる
「B.企業の問題」が大きいと私は考える。
受け手がその言葉の本来のニュアンスを見失ってしまうからだ。
“いじめや嫌がらせで同僚を鬱に追いやり、
しかも働かない社員”を罵るなら、
「このモンスター社員が!」
ではなく、
「この出来損ない社員が!」
「このボウフラ係長!」
のほうが、ずっと深いダメージを与えられると私は思う。
ついでに言うなら、「ビジネス」という単語さえ私は気に入らない。
「仕事」のほうが“しかたなく
やらされてる感”が漂っていていいじゃないか。
それをまた、平淡な響きしか耳に残らない外来語に意味なく置き換えるから、
「仕事」がいつの間にか“楽しんでやらねば”的な
前向きな活動に捉えられ、やれ「ビジネスチャンス」だ、
やれ「ビジネススキル」だ、といった
タームを好んで多用する“今ちょっと順風満帆中で
チョーシこいてる系”で、よくわからないカタカナの肩書きを持つ連中の、
上から目線で果てしなく自慢話でしかない
糞みたいなコンサルが、ちまたで横行してしまうのだ。
うっとうしいったらありゃしない。
ところで今回の原稿、外来語の使用は、極力
そのほうが意味の伝達に有利な箇所だけにとどめるよう注意を払ってみた。
我ながら惚れ惚れしてしまうほどの、美文である。
(山田ゴメス)
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20131008/Allabout_20131008_5.html
“モンスター社員”にダメージを与える方法
All About
2013年10月8日 07時45分
(2013年10月8日 12時15分 更新)
非常識な行動で周囲に迷惑を掛ける「モンスター社員」
[拡大写真]
いじめや嫌がらせで同僚を鬱に追いやり、
しかも働かない……最低ではないか。
では、そんな最低の「デモーニッシュ(=悪魔的)な社員」を
なぜPOPに「モンスター社員」などと名付けるのか?
なんかカッコイイ感じもしなくはないじゃないか。
だから、そういう輩が平然と社内に蔓延ってしまうのである。
すでにこのnews digでも口が酸っぱくなるほど言っているが、
もうそろそろ無駄な外来語で、あらゆる事象や
呼び名や単語を安易にすり替えるの、やめにしませんか?
コレ、正確にはキャッチーな言葉で新しいトレンドをつくり、
一儲けを企むマスコミのせい以外の何物でもないんだが、
あえて「社員」と「企業」の二択にするなら、
そういう流行り言葉を何の疑問も抱かず受け入れる
「B.企業の問題」が大きいと私は考える。
受け手がその言葉の本来のニュアンスを見失ってしまうからだ。
“いじめや嫌がらせで同僚を鬱に追いやり、
しかも働かない社員”を罵るなら、
「このモンスター社員が!」
ではなく、
「この出来損ない社員が!」
「このボウフラ係長!」
のほうが、ずっと深いダメージを与えられると私は思う。
ついでに言うなら、「ビジネス」という単語さえ私は気に入らない。
「仕事」のほうが“しかたなく
やらされてる感”が漂っていていいじゃないか。
それをまた、平淡な響きしか耳に残らない外来語に意味なく置き換えるから、
「仕事」がいつの間にか“楽しんでやらねば”的な
前向きな活動に捉えられ、やれ「ビジネスチャンス」だ、
やれ「ビジネススキル」だ、といった
タームを好んで多用する“今ちょっと順風満帆中で
チョーシこいてる系”で、よくわからないカタカナの肩書きを持つ連中の、
上から目線で果てしなく自慢話でしかない
糞みたいなコンサルが、ちまたで横行してしまうのだ。
うっとうしいったらありゃしない。
ところで今回の原稿、外来語の使用は、極力
そのほうが意味の伝達に有利な箇所だけにとどめるよう注意を払ってみた。
我ながら惚れ惚れしてしまうほどの、美文である。
(山田ゴメス)
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20131008/Allabout_20131008_5.html