MOVIE レビュー

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映画 「 アイアンマン2 」 の感想です。

2010年06月14日 | 映画感想 ア 行
前作「アイアンマン」は2008年9月の公開でした。前作の粗筋をおさらいしておくと、【トニー・スタークは、米国政府と取引を持つ巨大軍需産業企業であるスターク社の最高経営者であり、天才的頭脳を持つ兵器開発者でもあったが、新型兵器の実験中にテロリストによって拉致されてしまう。そこでテロリストから兵器を作るように命じられたが、彼らの目を盗んで手作りでロボットを作り脱出に成功する。スタークはアメリカへ戻り、自らの体験を元に兵器を悪用されるような軍需産業からの撤退を決め、兵器開発を中止する。】前作の私の感想は⇒コチラです。その時の私の評価は最高の星5個でした。1作目はほんとうに面白かったです。

プチ感想です。 私の評価は3です。(満点は5)≫採点表 イライラ度≫採点表
前作「アイアンマン」の私の感想では、「ほとんど無駄なシーンがないと思えるくらい楽しめました!」と書いていて、文句なく楽しめて面白かったのを覚えています。そのせいか期待して観に行ったので・・・、期待し過ぎたせいも有ると思うけど・・・、やはり映画と言うのは期待したらハードルが上がってしまうのでガッカリ度も上がるわけで・・・、だから、いつも期待しないで観るに限ると思っているんですけど・・・、余りにも前作が大好きだったのでつい密かに期待して観てしまったので・・・まぁ、要するに往々にして続編は前作を超えられないと言う見本のような映画になっていました。

もちろん映像的には前作より遥かにパワーアップされ、アクションシーンも満載でVFXの映像は素晴らしかったです。しかし、もう特撮VFXは嫌と言うほど観てきているので、映像で驚かされないし、今回の「アイアンマン2」も見せ場がVFX位しかないんじゃ、これまでの他のヒーローもの映画と大差がなくなってしまって、単なる特撮映画になっていた気がします。

前作があれだけ面白かったのは、あのアイアンマンが手作りのアナログ感を失わず、ヒーローが限りなく無責任な感じの漂う普通のおじさん!と言うのも斬新だったし、ロバート・ダウニー・Jrのとぼけた演技も存在感があって画面に見入っていました。でも今回の「アイアンマン2」は、冒頭のダンスシーンはエキスポのオープニングシーンだったって事ですが、私にはリアリティーを失わせるヒーローショーにしか見えず・・・、何か途中のパーティーシーンなんかも脚本の空洞化を埋めるための時間稼ぎにしか思えず・・・、映画を見ている間中、何かモヤモヤした気分でスッキリ楽しむことができませんでした。

そう言えば、第1作目に出演していたトニーの親友ローディ役の俳優さんがテレンス・ハワードから、ドン・チードルに変更されていたのにもガッカリでした。続編の最初に登場した時に私は「この人ダレ!?」状態でした。そしてミッキー・ロークが演じるロシア人の悪役ウィップラッシュがアイアンマンのコピーロボットを手作りで作ってしまったり、コンピューター制御の無人兵器ロボットをいとも簡単に作ってしまっていたのも・・・どうも、あのウィップラッシュと天才科学者とのイメージが合わず、ず~っとキャストに違和感を覚えながら観ていました。

ちぇっく今回は久しぶりにオマケ映像が有りました。チョイ長いエンディングクレジットを我慢して見終えると、もう1カット映像が見れますよ!


■ 「アイアンマン2」 (英題:IRON MAN 2 )
■ 日本 公開日: 2010年 6 月 11日(金) (上映時間 2時間 05 分)
■ ストーリー : 自ら発明したパワード・スーツで平和のために死闘を繰り広げる天才科学者兼経営者トニー・スタークを描き、大ヒットを記録したアクション大作『アイアンマン』の続編。アイアンマンであることを公表したトニーに、新たな敵が襲い掛かる。【パワード・スーツ受け渡しの国家命令を拒否した科学者兼経営者のトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)。ある日、トニーの前にウィップラッシュ(ミッキー・ローク)なるアイアンマンと互角のパワーを持つ敵が現れたことから、トニーは再びパワード・スーツに身を包みアイアンマンとして立ち上がる。】(Yahoo!映画より抜粋)
■ 監 督 : ジョン・ファブロー
■ キャスト: ロバート・ダウニー・Jr / グウィネス・パルトロー / スカーレット・ヨハンソン / ミッキー・ローク / ドン・チードル / サミュエル・L・ジャクソン 他
■ 米 公 開 日 :  2010年 5月  
■ 全米週末興行成績 : 初登場1位(2週連続1位獲得!)
■ 米Yahoo!ユーザー: 平均評価 「 A- 」 (12162 ratings) (8/19現在の数字)
■ 米 各雑誌批評家 : 平均評価 「 B- 」 (12 reviews) (  〃  )

米Yahoo!評価はA~Fの6段階。ユーザーと批評家それぞれの平均評価で、A+が最高です。
(ストーリーはYahoo!映画より抜粋させてもらいました。)


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コメント (2)
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