MOVIE レビュー

映画と海外ドラマの感想とエンタメ情報を載せています。

海外ドラマ「GLEE」最終回の挿入曲 「ボヘミアン・ラプソディ」 の動画です。

2010年08月12日 | GLEE/動画と日本語訳詞
FOXの海外ドラマ「GLEE」の挿入曲を紹介しています。↓ドラマのメインテーマの紹介です。
「GLEE」の舞台は、オハイオ州にあるマッキンリー高校のグリー部です。内容はいたってシンプルで、学園スポ根ドラマの音楽版みたいな感じです。マッキンリー高校のグリークラブは、かつては名門の合唱部でしたが、今では部員もいなくなり廃部寸前のクラブとなっていました。そこへ同高校出身でグリークラブのOBでもあるスペイン語教師のシュースター先生がクラブの顧問になり、名門の復活に向けて合唱コンクールの州大会優勝を目指して新たにグリー部員を募集します。

ところが、「部員募集」に応募してきた生徒たちは、いじめられっ子のゲイ、おデブちゃん、自意識過剰な勘違い女子、吃音癖のあるゴシック系女子、車イスのギターオタクの5人だけでした。彼らは他の生徒から見ればルーザーでした。そこで顧問のシュー先生は、やはりスターが必要だと考えて、アメフト部で人気者のスター選手を強引な策略で騙しグリー部に入部させることに成功します。そしていろんな思惑が絡み合ってはいるものの、徐々に部員が増えて新生グリー部「ニュー・ディレクションズ」を誕生させます。

彼ら"落ちこぼれな生徒"は、"他人とは違う物を持っているだけ"と言う自信を持てずにヒッソリと高校生活を送っていました。しかし、グリー部で人と違う自分を受け入れてくれる仲間と出会い、そういう自分に自信と誇りを持ち、グリー部と共に精神的にも成長していく過程が、毎回新・旧のヒット曲とダンスを交えてコメディタッチで描かれていきます。ストーリーと挿入曲が違和感なく展開していて、忘れていた懐かしいヒット曲にも出会えるドラマです。
第22話 最終回のストーリー / タイトル「 Journey To Regionals (邦題:僕たちのジャーニー) 」
(↓ストーリーとタイトルはFOX公式サイトより転載)

州大会で優勝か入賞しないと廃部になってしまうグリー部。直前にスーが審査員に加わることが判明し、諦めムードが漂う。ウィルはエマから、大切なのは勝ち負けだけじゃないと、アドバイスを受け奮起する。チーム発足からやってきた曲を大会でやると宣言し、皆を奮い立たせる。そしていよいよ州大会の幕が上がる。舞台を下りた途端、クインが破水し、病院に運ばれる。果たして、グリー部は存続することができるのか。


ついに「GLEE」シーズン1、第22話目の最終回を観ました。アメリカでも6月8日に最終回が放送されたばかりらしいから、何ともホットなドラマですよ。今回紹介する曲は「ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)」です。オリジナルは、私の好きな クイーン(Queen )の曲です。クイーンのボーカルで今は亡きフレディ・マーキュリー作曲で、1975年リリースと言うこれも古い曲です。クイーンの曲使用は第5話目の「Somebody to Love」と第21話目の「Another One Bites the Dust」に続く3曲目となります。

でも最終回に「ボヘミアン・ラプソディ」を5分55秒の演奏時間をそのまま丸々使ってくるとは!・・・しかもドラマの中でクインの赤ちゃんの出産シーンにクイーンの曲! ストーリー展開で、ここでクイーンの曲でクライマックスを迎えるなんて本当に感動的な「ボヘミアン・ラプソディ」でした。歌詞も曲もドラマチックでロックとオペラがコラボしている凄い歌ですから!

あぁ、しかし、この「ボヘミアン・ラプソディ」はフィンたちグリー部のニュー・ディレクションズが歌った曲ではなく、ライバル校のヴォーカル・アドレナリンのチームが歌った曲でした。やられたぁっ!って思う位完璧にボヘミアンしていました!しかし、そのまんまと言えばそのまんまでしたが、あの壮大な歌をあれほどに歌いこなしていて、ダンスも見応え有って上手かったです!でも、後から故フレディ・マーキュリーの「ボヘミアン・ラプソディ」を聴いたら、あの透明感が有りながら、ハリが有って迫力満点のフレディ・マーキュリーの歌声には誰も勝てないなぁって思いました。・・・何か、クイーンの話を書きだしたら止まらなくなりそうです。 

最終回は、ついに州大会の決戦ですが、シュー先生は思い入れの有るジャーニーのメドレーをやる事に決めます。第1話目の終盤で、経済的な理由などからグリー部の再生を断念し、教師も辞めて転職を考えていた時に、生徒たちが歌ったジャーニーの「Don't Stop Believin'」に心を揺さぶられ転職を思いとどまった経緯が有ったからです。そして、ニューディレクションズの幕が上がりました。まずはレイチェルとフィンのソロで「Faithfully」を歌い、そして二人はメンバーと一緒に「Any Way You Want It」と「Lovin' Touchin' Squeezin'」を、最後に「Don't Stop Believin'」でジャーニーのメドレーを締めました。しかし、舞台を降りた直後にメンバーのクインが破水してしまい病院へ向かいます。・・・と、ここのシーンからライバル校のヴォーカル・アドレナリンが歌う「ボヘミアン・ラプソディ」とクインの出産シーンが合体する訳です。(♪ママァ~ウゥウゥ~♪しか合ってないけど!?(苦笑))

シーズン1全22話が終わってしまいました。一番最後に生徒たちの為にシュー先生がウクレレで、パックがギター伴奏で二人で歌った「Over the Rainbow」も良かったです。また次に紹介します。 私の知らなかった素敵な歌に出会えたし、ドラマも面白かったです。FOXさん、早くシーズン2の放送をお願いしますね!

FOXの公式サイトに第22話の楽曲リストが載っていましたので転記させて貰いました。

楽曲名パフォーマーオリジナルアーティスト
You Raise Me UpMagicAural IntensityJosh Groban / Olivia Newton-John
Faithfullyフィン&レイチェルJourney
Faithfully / Any Way You Want It / Lovin', Touchin', Squeezin'ニューデイレクションズJourney
Bohemian RhapsodyJesse&Vocal AdrenalineQueen
To Sir, with LoveニューデイレクションズLulu
Over the Rainbow ウィル・シュースター&パックIsrael Kamakawiwo'ole


こちらは、QUEEN の「Bohemian Rhapsody」lyrics

「ボヘミアン・ラプソディ」日本語の訳詞です。

これは現実なのか?  それともただの幻か?
地滑りに巻き込まれたのか  現実から逃げられない
目をあけて  空を見上げるがいい
僕は哀れな男  でも同情はいらない
気ままにやってきたから  良い時も悪い時も有る
どっちにしても風は吹く  僕にとってはどうでもいいこと

ママ  たった今人を殺してしまった
男の頭に銃口を突きつけ  引き金を引いたら奴は死んだよ
ママ  人生は始まったばかりなのに 僕の人生を捨ててしまった

ママ ウゥウゥー 泣かせるつもりはなかったんだ
明日の今頃になって  僕が戻らなくても
まるで何事もなかったように  生きていって欲しい

もう遅すぎる 僕の人生に終わりが来たんだ
背すじに震えが走り 体中が苦痛にさいなまれる
さよなら みんな 僕はもう行かなくては
みんなに別れを告げて 真実と向き合う時が来た
ママ ウゥウゥー 僕は死にたくないよ
でも時々思うんだ いっそ生まれてこなきゃよかったって

男の小さなシルエットが見える スカラムーシュ
道化師よ ファンダンゴを踊ってくれ
恐ろしい落雷と稲妻  ガリレオ フィガロ 尊き人よ

僕は哀れな男 誰にも愛されない
彼は哀れな家柄の男 彼を悲惨な運命から救ってやろう
気ままにやってきたんだ どうか僕を逃がして

神に懸けて逃がしはしない 彼を逃がしてやれ
神に懸けて逃がしはしない 彼を逃がしてやれ
神に懸けて逃がしはしない 彼を逃がしてやれ 
いや逃がしはしない 僕を逃がしてくれ

ママ  僕を逃がしてくれ
魔王ビールズバブよ 悪魔を取り払ってくれ僕のために

それで  僕に石を投げ 唾を吐こうとするのか
僕を愛するふりをして 見殺しにするんだろう?
そんなひどい仕打ちはやめてくれ
今すぐここから逃げださなければ

ウゥー  全部大したことじゃない
誰でもわかる事さ  本当にどうでもいいことだよ
どっちにしても  風は吹くんだから・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする