※一番下に追記が有ります。
映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒 / 原題:Star Wars: The Force Awakens 」予告編
ストーリー詳細は Yahoo!映画などエンタメサイトより引用転載しています。
遂に10年ぶりにスター・ウォーズシリーズの最新作「スター・ウォーズ / フォースの覚醒」が12月18日に公開されましたので、さっそくIMAXで観てきました!公開前までは、映画の内容は2分ほどの予告編と、キャッチコピー程度の情報しか流されずにキャラクターの詳細は明かされませんでした。プレス試写なども一切行われずに、物語の内容は徹底した情報管理でコントロールされていました。公開直前までスター・ウォーズファンの渇望感を煽る上手いやり方ですね! でも常々、予告編はクライマックスの映像を見せ過ぎていると思っていたので、映像の情報は少ない方が良かったです。
オリジナルの3部作公開の頃からルーカス監督は『スター・ウォーズ』は9部作構成で考えていると言われてきました。その内の6作が映画化されていたので、私は「スター・ウォーズ」の最新作が作られると知った時は、そのルーカス監督の9部作の残りの3部作を映画化するものと思っていました。でも、2012年にディズニーに「スター・ウォーズ」の権利を売却した時点で、ルーカス監督が考えていた脚本の構想は、ディズニー側に却下されていたらしい!それで、ルーカス監督は今回の最新作の制作から完全に手を引いたみたいです!だから、厳密に言えば、残念ながらこの映画は、ルーカス監督の「スター・ウォーズ」の続編ではないのですよ。
ディズニー版の新「スター・ウォーズ」サーガの始まりですわ。私の中ではオリジナル3部作と前日譚3部作の合計6作で一応完結しています。(本当は前日譚3部作のエピ1、エピ2は作り直して欲しいのですが・・・。)「スター・ウォーズ」オリジナルのトリロジーは何にも比べられるものがない、時代を席巻した別格の映画です。そして、伝説となった旧キャラクターたちは物語の主役の座を明け渡し、新キャラクターへと物語を繋ぐ橋渡し的な立場となって登場していたと思うので、旧キャスト揃い踏みの登場は、懐かしくすごく楽しめました。一つの物語の"終焉"を示し、新たなる「スター・ウォーズ」サーガの幕開けとなる映画でした。
「スター・ウォーズ」は、きわめて現実の世界に通じる勧善懲悪、普遍的な家族の愛憎物語です。そして特別な人間に与えられた力"フォース"を操る人物が核となる物語です。そのフォースの力を上手く表現されていないと「スター・ウォーズ」ではなくなります。過去のスター・ウォーズで神秘的な力である"フォース"を操る人物として、一番それらしく見えたのが、後に暗黒面に落ちてダース・ベイダーとなるアナキン・スカイウォーカー役を演じたヘイデン・クリステンセンさんだったと思います。心の奥底の苦悩や怒りを表す目力が最初から有りました。彼に比べると、今回の悪の側のフォースの使い手であるカイロ・レン役を演じた俳優さんは、見た目も行動もひ弱で怖さは感じず、何度も、失敗したら物に当たり散らしていたのは逆にご愛敬でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/a7/bd30e63750e6a1806d7067010c63260a.jpg)
ここから下は、ちょっとネタバレかも!?でも核心には触れていません。
映画のポスターでは厳つそうな雰囲気を醸し出していた帝国軍のカイロ・レンではありましたが、マスクを被って、声も機械音で話していましたが、物語の途中で、そのマスクを簡単にヘルメットを脱ぐように外して、しかも普通の声で話せているんですよ!観ている私が、それが、単にダース・ベイダーへの憧れからのコスプレだと分かった時の衝撃は・・・、笑撃となり、彼の暗黒面の浅さを感じてしまって、その後の行動が、あそこまでする経緯も理解できませんでした。だからか?彼のフォースの存在感は薄かったです。他の新キャラの BB-8は ドロイドなのにお茶目な所があって、感情表現ができていてビックリしました。主人公のレイ役のデイジー・リドリーさんは芯が強そうで役柄にピッタリな感じで、ドロイドとのやり取りも楽しめて面白かったです。
でも不満だったのが、ライトセーバーの扱いでした。伝説のジェダイの騎士となったルーク・スカイウォーカーの(元はアナキンの?)ライトセーバーが、さも、いわくありげに登場したのに、いつの間にかフィンがヴゥォーンって使ってました!でも、ライトセーバーはジェダイの騎士と、その修行者しか扱えない代物でしたよね!しかもジェダイマスターのライトセーバーは誰彼でも使いこなせない筈でしたよ!ところが、敵の大物フォースの使い手となっていたカイロ・レン相手に、帝国軍の下っ端も下っ端のストームトルーパーだったフィンが、そのライトセーバーを初めて持った筈なのに互角以上に戦っていた!それはダメでしょ!エピソード8辺りで、実はフィンは・・・と、その辺の理由が分かるのかな!?それとも単なる武器となってしまった?
まだ公開されて間もないので、ネタバレしないようにこの辺で終わりますわ!あまりにVFXに頼り過ぎとの物議を醸したエピソード1の轍を踏むことなく、新スター・ウォーズは人間味に溢れた懐かしい楽しめる映像になっていたと思います。次回作も楽しみです。May the Force be with you (フォースと共にあらんことを)!
「スター・ウォーズ」シリーズのタイトルと公開年のおさらいです。
★ジョージ・ルーカス監督が手掛けた「スター・ウォーズ」シリーズ6部作
1977年「スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望」公開
1980年「スター・ウォーズ エピソード5 / 帝国の逆襲」公開
1983年「スター・ウォーズ エピソード6 / ジェダイの帰還」公開
1999年「スター・ウォーズ エピソード1 / ファントム・メナス」公開
2002年「スター・ウォーズ エピソード2 / クローンの攻撃」公開
2005年「スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐」公開
★ディズニー製作 新「スター・ウォーズ」シリーズ3部作
2015年「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」公開 (J・J・エイブラムス監督)
2017年「スター・ウォーズ:エピソード8(仮題)」12月15日公開予定 (ライアン・ジョンソン監督・脚本も担当)
2019年「スター・ウォーズ:エピソード9(仮題)」公開予定 (コリン・トレボロウ監督)
★ディズニー製作 「スター・ウォーズ」スピンオフ映画
2016年「ローグ・ワン(原題) / Rogue One: A Star Wars Story(仮題)」12月16日公開予定
2018年「タイトル未定」公開予定(ハン・ソロがルークと出会う前の若かりし頃の物語)
※追記です。私のブログ内で2016年1月13日に「『スター・ウォーズ フォースの覚醒』に出演している意外なスター21人判明!」と言う記事を投稿しました。内容は、この「スターウォーズ」にカメオ出演している「007」のダニエル・クレイグさん他、21人の詳細です。興味のある方は当ブログ内のリンクを下に貼りましたのでクリックしてください。
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映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒 / 原題:Star Wars: The Force Awakens 」予告編
![ちぇっく](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/99/98ce60ab3e6b0d4689d2fe06f7e34035.gif)
映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒 / 原題:Star Wars: The Force Awakens 」 ストーリー詳細 【遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。 第2デス・スターが破壊されたエンドアの戦いから約30年後。銀河帝国の残党により「ファースト・オーダー」と呼ばれるグループが結成され、再び圧政を始めていた。最後のジェダイであったルーク・スカイウォーカーは数年前から行方を絶っており、ルークの双子の妹、レイア・オーガナ将軍はファースト・オーダーに立ち向かうためにルークを探していた。一方、主人公レイは、家族との再会を願いつつ砂漠の惑星ジャクーで孤独な人生を送っていた。しかし、ストームトルーパーの脱走兵フィンに出会い冒険の旅に出ることになる。 】 ![]() 全米公開:2015年12月18日 監 督 : J.J.エイブラムス キャスト ハン・ソロ⇒ハリソン・フォード レイア・オーガナ⇒キャリー・フィッシャー カイロ・レン⇒アダム・ドライバー レイ⇒デイジー・リドリー フィン⇒ジョン・ボイエガ ポー・ダメロン⇒オスカー・アイザック マズ・カナタ⇒ルピタ・ニョンゴ スノーク⇒アンディ・サーキス ハックス将軍⇒ドーナル・グリーソン キャプテン・ファズマ⇒グウェンドリン・クリスティ C-3PO⇒アンソニー・ダニエルズ R2-D2⇒ケニー・ベイカー チューバッカ⇒ピーター・メイヒュー ルーク・スカイウォーカー⇒マーク・ハミル マックス・フォン・シドー 2005年の「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」で新3部作が完結して以来、約10年ぶりに製作・公開されるシリーズ第7作。J・J・エイブラムスが監督、ローレンス・カスダンが脚本、ジョン・ウィリアムズが音楽を手がける。その新たなる3部作の第一弾は『ジェダイの帰還』から約30年後を舞台。 旧シリーズの不朽のキャラクターたちに加えて、重要なカギを握るドロイドBB-8や、悪役では、マントを着けたクロームトルーパー隊長のキャプテン・ファスマ、十字型のライトセーバーを操るカイロ・レンなど新キャラクターも登場する。 |
遂に10年ぶりにスター・ウォーズシリーズの最新作「スター・ウォーズ / フォースの覚醒」が12月18日に公開されましたので、さっそくIMAXで観てきました!公開前までは、映画の内容は2分ほどの予告編と、キャッチコピー程度の情報しか流されずにキャラクターの詳細は明かされませんでした。プレス試写なども一切行われずに、物語の内容は徹底した情報管理でコントロールされていました。公開直前までスター・ウォーズファンの渇望感を煽る上手いやり方ですね! でも常々、予告編はクライマックスの映像を見せ過ぎていると思っていたので、映像の情報は少ない方が良かったです。
オリジナルの3部作公開の頃からルーカス監督は『スター・ウォーズ』は9部作構成で考えていると言われてきました。その内の6作が映画化されていたので、私は「スター・ウォーズ」の最新作が作られると知った時は、そのルーカス監督の9部作の残りの3部作を映画化するものと思っていました。でも、2012年にディズニーに「スター・ウォーズ」の権利を売却した時点で、ルーカス監督が考えていた脚本の構想は、ディズニー側に却下されていたらしい!それで、ルーカス監督は今回の最新作の制作から完全に手を引いたみたいです!だから、厳密に言えば、残念ながらこの映画は、ルーカス監督の「スター・ウォーズ」の続編ではないのですよ。
ディズニー版の新「スター・ウォーズ」サーガの始まりですわ。私の中ではオリジナル3部作と前日譚3部作の合計6作で一応完結しています。(本当は前日譚3部作のエピ1、エピ2は作り直して欲しいのですが・・・。)「スター・ウォーズ」オリジナルのトリロジーは何にも比べられるものがない、時代を席巻した別格の映画です。そして、伝説となった旧キャラクターたちは物語の主役の座を明け渡し、新キャラクターへと物語を繋ぐ橋渡し的な立場となって登場していたと思うので、旧キャスト揃い踏みの登場は、懐かしくすごく楽しめました。一つの物語の"終焉"を示し、新たなる「スター・ウォーズ」サーガの幕開けとなる映画でした。
「スター・ウォーズ」は、きわめて現実の世界に通じる勧善懲悪、普遍的な家族の愛憎物語です。そして特別な人間に与えられた力"フォース"を操る人物が核となる物語です。そのフォースの力を上手く表現されていないと「スター・ウォーズ」ではなくなります。過去のスター・ウォーズで神秘的な力である"フォース"を操る人物として、一番それらしく見えたのが、後に暗黒面に落ちてダース・ベイダーとなるアナキン・スカイウォーカー役を演じたヘイデン・クリステンセンさんだったと思います。心の奥底の苦悩や怒りを表す目力が最初から有りました。彼に比べると、今回の悪の側のフォースの使い手であるカイロ・レン役を演じた俳優さんは、見た目も行動もひ弱で怖さは感じず、何度も、失敗したら物に当たり散らしていたのは逆にご愛敬でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/a7/bd30e63750e6a1806d7067010c63260a.jpg)
ここから下は、ちょっとネタバレかも!?でも核心には触れていません。
映画のポスターでは厳つそうな雰囲気を醸し出していた帝国軍のカイロ・レンではありましたが、マスクを被って、声も機械音で話していましたが、物語の途中で、そのマスクを簡単にヘルメットを脱ぐように外して、しかも普通の声で話せているんですよ!観ている私が、それが、単にダース・ベイダーへの憧れからのコスプレだと分かった時の衝撃は・・・、笑撃となり、彼の暗黒面の浅さを感じてしまって、その後の行動が、あそこまでする経緯も理解できませんでした。だからか?彼のフォースの存在感は薄かったです。他の新キャラの BB-8は ドロイドなのにお茶目な所があって、感情表現ができていてビックリしました。主人公のレイ役のデイジー・リドリーさんは芯が強そうで役柄にピッタリな感じで、ドロイドとのやり取りも楽しめて面白かったです。
でも不満だったのが、ライトセーバーの扱いでした。伝説のジェダイの騎士となったルーク・スカイウォーカーの(元はアナキンの?)ライトセーバーが、さも、いわくありげに登場したのに、いつの間にかフィンがヴゥォーンって使ってました!でも、ライトセーバーはジェダイの騎士と、その修行者しか扱えない代物でしたよね!しかもジェダイマスターのライトセーバーは誰彼でも使いこなせない筈でしたよ!ところが、敵の大物フォースの使い手となっていたカイロ・レン相手に、帝国軍の下っ端も下っ端のストームトルーパーだったフィンが、そのライトセーバーを初めて持った筈なのに互角以上に戦っていた!それはダメでしょ!エピソード8辺りで、実はフィンは・・・と、その辺の理由が分かるのかな!?それとも単なる武器となってしまった?
まだ公開されて間もないので、ネタバレしないようにこの辺で終わりますわ!あまりにVFXに頼り過ぎとの物議を醸したエピソード1の轍を踏むことなく、新スター・ウォーズは人間味に溢れた懐かしい楽しめる映像になっていたと思います。次回作も楽しみです。May the Force be with you (フォースと共にあらんことを)!
[スター・ウォーズ/フォースの覚醒 - 映画メイキング映像 コミコンver.]
「スター・ウォーズ」シリーズのタイトルと公開年のおさらいです。
★ジョージ・ルーカス監督が手掛けた「スター・ウォーズ」シリーズ6部作
1977年「スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望」公開
1980年「スター・ウォーズ エピソード5 / 帝国の逆襲」公開
1983年「スター・ウォーズ エピソード6 / ジェダイの帰還」公開
1999年「スター・ウォーズ エピソード1 / ファントム・メナス」公開
2002年「スター・ウォーズ エピソード2 / クローンの攻撃」公開
2005年「スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐」公開
★ディズニー製作 新「スター・ウォーズ」シリーズ3部作
2015年「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」公開 (J・J・エイブラムス監督)
2017年「スター・ウォーズ:エピソード8(仮題)」12月15日公開予定 (ライアン・ジョンソン監督・脚本も担当)
2019年「スター・ウォーズ:エピソード9(仮題)」公開予定 (コリン・トレボロウ監督)
★ディズニー製作 「スター・ウォーズ」スピンオフ映画
2016年「ローグ・ワン(原題) / Rogue One: A Star Wars Story(仮題)」12月16日公開予定
2018年「タイトル未定」公開予定(ハン・ソロがルークと出会う前の若かりし頃の物語)
※追記です。私のブログ内で2016年1月13日に「『スター・ウォーズ フォースの覚醒』に出演している意外なスター21人判明!」と言う記事を投稿しました。内容は、この「スターウォーズ」にカメオ出演している「007」のダニエル・クレイグさん他、21人の詳細です。興味のある方は当ブログ内のリンクを下に貼りましたのでクリックしてください。
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