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ディズニー実写版「白雪姫」2025年3月に劇場公開!批判殺到の予告編解禁

2024年12月08日 | 新作映画情報
「白雪姫」2025年3月20日(木・祝) 日本劇場公開!(日本版の予告編です)

2024年12月4日記事抜粋
The Hollywood Reporter Japan
ディズニーの実写リメイク映画版『白雪姫』の公式予告が3日、解禁された。

レイチェル・ゼグラー(『ウエスト・サイド・ストーリー』)が白雪姫、ガル・ガドットが女王に扮する本作は、2025年3月20日公開。白雪姫は継母/女王から逃れ、森へとたどり着く。そこで7人の小人と出会い、邪悪な女王から王国を奪還するために力を合わせていく。

予告映像には、白雪姫が小人たちに向かって「女王は私たちからすべてを奪った。あなたたちの助けが必要なの。王国を取り戻す時が来たわ」と呼びかける場面などが収められている。

さらに、白雪姫役のゼグラーによるバラード「Waiting on a Wish」の力強い歌唱シーン、老女に化けた女王が白雪姫に毒りんごを手渡すシーンが初披露された。

監督はマーク・ウェブが務め、映画『ウィキッド ふたりの魔女』のマーク・プラットとジャレッド・ルボフがプロデューサーに名を連ねている。また、映画『グレイテスト・ショーマン』で知られるパセク&ポールが新曲を提供した。

上に転載した記事内では触れられていませんが、主演女優で白雪姫役のレイチェル・ゼグラーが映画に関するインタビューで語ったオリジナルアニメ酷評発言や、大統領選でのトランプ再選が決まった時の本人やトランプ支持者への差別的で攻撃的なSNS投稿で物議を醸しています。その投稿記事の最後に「トランプ支持者とトランプ自身が平和を知る事がないように願う」と不穏な文言で締めくくられていました。国民の半分以上の他人の不幸を願う白雪姫!wもちろんネットで猛烈な批判に晒されて大炎上中です。

この映画は、去年にリークされた撮影時の写真などの情報ですでに炎上は始まっていたのですが、今年の8月頃に最初に解禁された短い予告編では物語の内容が改編されたようなシーンは映っていませんでした。ただ海外での反応は「女王様の方が綺麗だ」、「CGIで描かれた小人の顔が妙にリアルで気持ち悪い」、「白雪姫の衣装が安っぽいパーティードレスみたいだ」、「森の風景はCGI丸出しで薄っぺらい」等々、予告編を好印象に感じた人は少ない印象でした。そして、12月3日に新たに公開された予告編ではオリジナルの「白雪姫」とは程遠い”革命家白雪姫”と言うとんでもないストーリー展開が見受けられて大炎上が収まる気配がありません。でも日本向けに公開された公式予告編はそう言うシーンは省かれていますね。

それから、この実写版「白雪姫」には王子は登場しないそうです。白雪姫の恋人的な立ち位置の男性は登場するらしいけど、その男性が女王に捕らわれていて白雪姫が男性を助けるみたいです!?この下に貼った海外の公式予告編では、その捕らわれた男性の姿が映っていますが王子様には見えない地味な服装だから王子様ではなく白雪姫と同じく革命家仲間?その捕らわれた男性を救うべく女性リーダーとして村人たちを扇動して女王と対峙する白雪姫のシーンが映っています。

ディズニーは、多くの人から愛されている古典的な物語の「白雪姫」を、世間一般の人が誰も何も問題視などしていない内容なのに何でわざわざ現代に引っ張り出してきて、今のディズニーの上層部の考える価値観に合わせた物語に改編して映画化しようと思ったのでしょうか?もうそう言う”逆ステレオタイプ”のポリコレ思想を押し付けられるのにはうんざりなんですけど!ネームバリューの有る古典の恩恵を受けながら、その設定を破壊して再構築して作り変えるのではなく、新たなユニバースを創造して好きなだけコリポレ世界を描いて下さい。

Disney’s Snow White | Official Trailer | In Theaters March 21 (海外版の予告編です)

そもそも海外ではキャスティングが発表された段階でラテン系女優のレイチェル・ゼグラーが白雪姫を演じる事への反発があったようです。元々のアニメの白雪姫の名前の由来は雪のように白い肌を持った赤ちゃんだから白雪姫と言う名前になったのにどうしてラテン系の女優が白雪姫なんだと。しかしこの映画ではストーリーだけではなく、その根本の名前の由来自体も変えているそうです。誰でも名前の由来の事でそう思う事は自由で個人の感想の範囲だと思うけど、今は、声の大きな界隈の方達からするとレイシストのレッテルを張られるようです。今の映画の脚本って、全世界の人種に配慮したり、男女の役割を逆転させたり、女子の新しいロールモデルとしての役割を担わせたりの配慮から始めないと書けなくなっていそう!観る側から言わせて貰うと、そう言う声の大きな方達への配慮を感じたり腑に落ちない配役が気になって映画に没入できない。今の映画が面白くない一因だと思う。

米『ヴァラエティ(Variety)』誌のインタビューでレイチェル・ゼグラーが語った白雪姫の名前の由来の新解釈は、「赤ちゃんのとき、猛吹雪に見舞われながらも無事に生き残ったから白雪姫と名付けられた」ことになると明らかにした。さらに、「国王と王妃が『白雪姫』と名付けたのは、彼女が自分の持つ苦難を乗り越える力を忘れないようにするためなのです」と語った。いやいや、名前の由来の新解釈がこじつけ過ぎている。その由来だと、生まれてすぐに速攻で猛吹雪の中に放り込まれたの?ってなるし、「赤ちゃんのとき、・・・」と言う言い方だと生まれて暫く経っている感が有って、生まれて暫く名前が無かったのか!?とツッコミたくなるw

そして、大炎上する発端となったレイチェル・ゼグラー発言で一番酷いのが、オリジナルストーリーへのリスペクトが甚だしく欠けていた事です。ゼグラーはオリジナルアニメの白雪姫と王子について「白雪姫は王子様に救ってもらうプリンセスではない」、「真実の愛が有ることを夢見ていない。彼女の夢はリーダーになる事」と言い、「1937年に作られたアニメはストーキングする王子とのラブストーリーに焦点が当たっていてすごく変!気味が悪い!」など、信じられない解釈を語っていました。

↓ その時のインタビューの写真がこちらです。↓ こんな顔で「Weird!Weird!(すごく変!気味が悪い!)」と言ってオリジナルアニメの事をディスる白雪姫の主演女優!これで大炎上しない訳がなく海外予告編のYouTubeの低評価数がすごい勢いで伸びていて大爆死しています。海外予告編の動画のコメント欄では、みんな毒リンゴ女王様を応援していて笑えるコメント欄になっています




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