Shinichi KANEKO Solo Exhibition 「私の中の住人」兼子真一 さん展示
すごくステキな作品をつくる。私の尊敬する作家。兼子真一さんが銀座で個展を開いています。
今日いってきました。作家さんにはお会いできませんでしたが、作品に圧倒されてかえってきました。
今週中の展示です。週末などぜひよかったら実物の作品をみにいかれてみてください。
立体は、ほんと写真だともったいない、、ほんとに実物をみると、作家さんの視点や息づかいが聞こえてくるようで
絵画もそうなんですが
やはり作家がほんとにその作品を目の前にして、たくさんの思考と時間をつかってつくりあげてきた空気感、みたいなものは実物の前にたってみないとわからないものですね
今日はよい空気に包まれて帰ってきました。
兼子真一さんは、コンクリートを使って作品をつくっています。
今回の作品のテーマは
「ヒトは不確かな記憶の中に存在し、すべての物事はメタファー(比喩)である」
「ヒトは目の前の物事を、すでにある記憶を比喩として用いることによって認識しているのではないでしょうか。まったく違うモノどうしがすでにあったキオクを代用することによって感覚的に繋がり意味をもつ。そんな比喩を用いたモノゴトの組み合わせを視覚化し表現、発表します。
今回はテーマを「私の中の住人」としました。これは自分の中に存在する無意識に潜む記憶や暗示、また意識とは別にあり続ける身体~など、意識の外で自身を動かすモノのことを示しています。」
だそうです。
つくるということ。その意味をひたすら追い求めてゆく、、
それは時には辛く厳しい先のみえない道のりです
そんな中でも、自分自身と向き合って創り続ける。それはほんとうにすごいことです。
兼子さんの作品と向き合う時、そんなことを思って自分自身に問いかけます。
いろんな意味で尊敬して愛する作家さんです。
ホームページから作品がみれます。
みなさん土、日で終わりなのでよかったらみにいってみてはいかがでしょうか?
会期:2009年12月1日(火)~12月6日(日) 平日/11時~18時 (最終日は17時まで)
場所:東京都中央区銀座7-12-5 画廊宮坂 Web site
兼子真一ホームページ 兼子真一HP