三角芳子 YoshikoMisumi

yoshikomisumi-blog

2011-06-22 | プロフィール
耳元で「ぶぅーん」となる音。

次第にかゆくなってくる手足。

やつらが嫌いでしょうがない。
、、、どっからくるんだろう
昨日の夜あまりにもかゆくてほんともう、、、
電気つけて、殺すまで追いかけ回し。ついに「パンッ」と潰したら血でいっぱい、、、
私の血だな。

蚊は、人の髪の毛とかに隠れて家にはいってくるらしい。彼らも必死だ。
血を吸うのはメスで、産卵の為に血がいるらしい。
子孫をのこせるかどうかの人間との闘い。

かゆくなかったらなぁ、、、ちょっとだし全然いいんだけどなぁ、、
血を止める作用があのかゆさの中にはいっているんですよね。
優しさが裏目にでることもある。
もし、蚊に刺された後がかゆくなかったら、蚊はもっと大繁殖できたんではなかろうか?

嫌な夜でした。蚊対策、みなさんしてますか?蚊帳が今年は売れているそうですね。

Karel Zeman

2011-06-20 | プロフィール


Karel Zeman カレル・ゼマン展

現在、渋谷区の「松濤美術館」にて、「カレル・ゼマン展」が開催されています。
いってきました。

カレル・ゼマン(Karel Zeman 1910-1989)は、人形アニメーションや絵本で人気の高いイジー・トゥルンカ(1912-1969)と並ぶチェコ・アニメーションを創設した、代表的作家のひとりです。ゼマンは第二次世界大戦中、チェコ・アニメーションの発祥地・ズリーンを拠点に制作を開始しました。そして、ジュール・ヴェルヌの原作をもとに、銅版画から着想した斬新な映像を展開した『悪魔の発明』をはじめ、切り紙やガラスなどを使いさまざまな工夫をこらした映像を作り出し、トリック映画の巨匠と呼ばれている人です。
この展覧会では、ゼマンの創作活動の全容をたどろうとする、日本で初めての回顧展のようです。ご遺族が所有されている映画の原画や使用された人形とともに、制作過程の一端を知ることができる貴重な資料や絵コンテなどが数多く展示されています。

昔から彼の作品は大好きだったので、本物の人形や、絵コンテ、ガラスのパーツなど、制作の過程などがみられてとても面白かったです。
どうやって撮っているかのビデオ上映もあって、それがオススメです。(2階にて)
今は、特撮などあたりまえ、CGで合成なんてぱぱっとできてしまいますが、彼の時代はフィルムで撮影されていた初期の段階。合成もフィルム上でフィルムの効果をつかって合成させたり、実際に巨大なセットをつくったり。
みんな自分の想像の世界を、どうやったらみれるのか?考えて、ためして、創造して。そうやってできた作品たちは、現代の映画とはちがったオリジナルの映画を作り上げています。
どこかみんな同じにみえるCGの世界とは違ったよさがすごくあります。
うごかないものに命を与える。アニメーションの原点を感じることのできる展示です。




人形の本物をみれるなんて。とても感激でした。




切り絵のアニメーションが私は好きです。本物の原画展示されています。
特に、切り絵で使う登場人物の顔を、1回立体でつくって、撮影して、現像して、それをつかっているものなど、驚きでした。


彼の作品で、「水玉の幻想 Inspirace (1949)」というものがあります。
ガラスの人形たちが踊るこの世界。小さいころ夜店に買ってもらったガラスの人形でこんな想像をして遊んだきがします。
そんな想像の世界を現実にした作品です。
これのすごいところは、実際にガラスの人形で撮影していること。そのため、割れたりが大変だったようです。数少ない残った実際の人形が展示されています

どういうことかというと、ガラスでできているため、その場でのばしたり曲げたりができません。こうしてパーツを全部、動きのパーツまでつくって撮影したそうです。
すごいです。
気の遠くなる作業です。でも、ガラスの人形がほんとに動くその様子は、他では絶対ない夢の世界を作り上げています。

Karel Zeman : "Inspiraci�n" Cortometraje de Animaci�n con Figuras (1949)


切り絵の作品

The Tale of John and Mary : by Karel Zeman


彼の作品で有名なのは、実写との合成の作品。Youtubeは画像が悪くていやなのですが、、一部。
銅版画の世界が実際にうごくような世界観です。ほんとはもっともっと綺麗なんです。

"Fantastic World of Jules Verne" (1958) Trailer


映像もたくさんみることができます。


「松濤美術館」にて、「カレル・ゼマン展」

映画『メアリー&マックス』

2011-06-11 | プロフィール


映画『メアリー&マックス』を観た。

すばらしい映画でした。
監督のアダムエリオットの実体験を反映させた脚本は、人と人との絆の固さやモロさを見事なまでに描いた正に傑作といえる作品だと思います。
前作の『ハーヴィ・クランペット』もとてもすばらしい作品でした。今回もです。
「完全な人間などいない。」マックスの言葉。とてもよかった。

この作品はクレイアニメーションで表現された作品です。不思議なこの世界の住民達は、アダムエリオット監督の脚本と絶妙な表情、動きを与えられて、観ているものを粘土の塊ではなく、近くに住んでいる住民の話のように身近に感じさせます。主人公の2人は様々な問題を抱えている。周りの人間も。
私たちが住むこの世界は、とても難しく、複雑で、でもとても美しい。
いい作品でした。

現在、新宿での上映は終わって、来週まで吉祥寺バウスシアターで上映しています。(6/17まで)
あとちょっとしかありません。21時からのレイトショーですが、1日の終わりにいい映画を観に行くのはいかがでしょうか?


映画『メアリー&マックス』オフィシャルHP



権威あるアヌシー国際アニメーション映画祭で最優秀長編映画賞を受賞するなど、世界的に高い評価を得たクレイアニメーション。2004年にアカデミー賞短編アニメーション部門に輝いたアダム・エリオット監督による初の長編作品。1日にわずか4秒、完成までに4年の歳月を要したという本作は、スタッフの粘り強さと、途方もない繊細さによって生み出されたことが伝わってくる、ハイクオリティな出来栄え。デジタル・ツールがコミュニケーションの主流となった現代に、文通によって湯情や愛情を超えた人間同士の深い絆が築かれていく様子は感動的。フィリップ・シーモア・ホフマン、トニ・コレットといった個性派俳優が参加したボイスキャストも魅力のひとつ。
まだ携帯もインターネットもメールも当たり前ではない時代。オーストラリアのメルボルンに住む8歳の少女メアリーは、万引きに夢中でシェリー酒中毒の母ベアラと、死んだ鳥を使った剥製の製作が趣味の父ノエルと暮らしていた。空想好きだが、本物の友達がほしいと願っていたメアリーはある日、アメリカに住む“誰かさん”に手紙を送ろうと思い立つ。分厚い電話帳から選び出した一際風変わりな名前は“マックス・ホロウィッツさん”。さっそく鉛筆を走らせるメアリー。一方、ニューヨークで暮らす44歳のマックスは、肥満体の中年男。社会にうまく馴染むことができず、極端に人づきあいを苦手とする彼は、大都会で一人孤独な日々を送っていた。そんな彼のもとに、遥か彼方のオーストラリアから1通の手紙が届く。それは、2つの大陸にまたがる、メアリーとマックスの20年以上に渡る深い交流の始まりだった……。

映画『メアリー&マックス』予告編


水草から花

2011-06-05 | プロフィール
えと、アブラムシがトップにくるのがあまりにもひどいかな、、と思いまして
特になんでもないんですが、最近よくうちの水草に花がさくので
その写真です。

はい。これも、、なんだなぁ。。また早めに書き換えます。

夏陽気。虫と桃と種無しぶどう。(虫嫌いな人は要注意)

2011-06-04 | プロフィール
なんの写真だ?というかんじですね、、
アップにすると


こんなかんじ。

あんまり上手くとれなかったんですが、アブラムシを顕微鏡でみた画像です。
虫嫌いな方すみません。。。

ミスミは最近、月一回植物の育て方、病気のこと、虫のこと、栄養のこと。などを教えてくださる教室に通っています。
知り合いの方が通っていらっしゃって、その話が面白すぎて、私も通いはじめました。
先生が樹木医の方で、ほんとになんでも知ってらっしゃるスペシャリスト!!!
どんなに話や質問が反れていっても、すべてきちんと理論の上で答えてくださるステキな先生。

今日は、「植物の養水分の吸収、代謝」についての講義。
どうやって植物は養分をとっているのか?そして、エネルギーはどうやってつくられるのか?

養分は多すぎてもその植物を栄養過多で殺してしまうし、まちがったものを与えても吸収されない。
きちんとした分析と、知識があってこそ、その植物と上手くつきあっていける。
いろんなものに置き換えて考えられる内容でいつも感動します。
菌類や、病原菌も、生きていくために様々な進化をとげ、その脅威の生態には驚かされます。
それらの問題とどうやってつきあっていくのか。
いつもたべている野菜やお米。それらの育てられ方や問題を聞いているととても興味深い。
でも、いつも思うのは、自然界はその繋がりと持ちつ持たれつで上手くやっているのに、人間のやり方は強行突破だなぁ、、。

何か作品につなげられそうだなぁ。と思っていつも聞き入っています。
いい土曜日。

最後に顕微鏡でいろんな菌類をみたりするのですが、今日は葉っぱにアブラムシがついていて
顔がかわいくてみんなでわいわい。
たくさん集まって草にびっしりついているのはだいっきらいなのに、こうして大っきくみて顔なんかみちゃうと、愛着わく顔。
透明なみどりの丸い体にかわいい黒い目がはなれてふたつ。うーむ。

しらべてみたら、アブラムシにもいろんな種類がいるよう。

赤いの、白いの、オレンジの。

もっといるんですが、ちょっと気持ち悪いかんじになってきたのでこのへんで。(写真もいろいろ貼ってみましたが、削除。笑)
でも、なんでも実際の生き物は美しい。
虫の生態や形や色がミスミは昔から好きです。一番不思議な生物たちです。本物をすべてさわれるほど悟ってはいないのですが。
またかくことにします。


帰りに桃と、種無しぶどうが売っていたので、買って帰る。
夏だなぁ
もう六月ですもんね。はやいはやい。作業します。



配線地獄

2011-06-02 | プロフィール
一昨日から、撮影のカメラのモニターアウトの画像が映らなくなってしまった。。。

こんな切羽詰まってる時に、、、、
そう。こんな切羽詰まってる時だからこそ、こういうことがおこるんですよね

卒業制作の時とかも、一番佳境の時に限ってパソコンが壊れたり。映像あるあるですね。
こまった。。

私は映像の仕事をしているにもかかわらず、配線や、システムや、コンピュータに関するあれこれがものすーーーーごく苦手です。
でも、この仕事をやっている以上、苦手なんていってる場合じゃないし。必要最低限がんばって自分で解決、勉強しなければなりません。

だから、こういう時は泣きながらもやるしかない。(;;)ひーーー

今回は、デジカメーモニターアウトのための変換機ーパソコン画面 のどこかでトラブルが起こった模様。
ひとつづつ点検。ちがうものにつけてみたり、配線を買いなおしたり。
デジカメの配線を買いなおそうとしたら、特殊な配線でまさかの売っていない事実がつきつけられる。。
デジカメの会社に電話したら、いつの間にかつぶれてしまっているらしく、、
「付属品に関しては、在庫があれば対応するが、もうないと思います」とのこと。

えーーーーー!!!!
そんなことって、、

気を取り直して、他の方法がないか必死にさがす。
ただでさえ苦手なのに、、頭がこわれそう。

OO電気さんで「この配線と配線をつなげたいんですが、方法ありますか?」と聞くと
「あーこれは需要のない型なんで、この店にはないですね」ときっぱり言われる。
納得できずに「どんな方法でもいいんで、何か方法ないですかね?」と聞くと
「無理ですね。うちには絶対ないです」といわれ、、
それでもどうにかしなきゃなので、フロアーを変えてもう一度聞くと、
「ああ、それなら、これつかってみたらできるかもです」とやっと変換機がみつかる。
さっきないっていったじゃんー(;0;)こらぁー!


、、、すっかり心が折られてすっかり2日もつかってしまいました。。
と言ってもなにも待ってはくれない。
かむばっくーーー!時間ーーーーーーー!!!!

でも、この方法で作る物が好きだから。仕方ない。これからも上手くつきあっていかなきゃ。

さ。作業します。。